今年は元日から穏やかないいお天気が続いています。地震災害、航空機事故と続いた昨年とは違い、順調な滑り出しと言えましょう。この調子でいい年になればいいと思います。本年もどうぞよろしくお願いします。
今年は昭和でいうと100年やそうです。今年一年間、昭和生まれの人は生年を言うと100から引いて即座に歳がバレます。わが国では西暦と元号を併用するからややこしい。今年、西暦では2025年です。昭和の頃は元号に25を足すと西暦になりました。これは非常に分かりやすかった。しかし平成に替わり令和に替わり、西暦何年は平成何年?令和何年?瞬時に出てこない。誰かが教えてくれたのは、今後しばらくは西暦の下二桁足すと令和になるという方法です。2025年は2+5で令和7年。これは便利。しかしこの方法は2029年令和11年までしか使えません。
さて、昭和の時代は、われわれ庶民の最大の娯楽はテレビでした。大晦日は紅白視てからすべての民放共通放送の「ゆく年くる年」で年越しするのが昭和時代の正しい日本人のあり方でした。年末年始はテレビも非常態勢となり番組表は特番で埋め尽くされ、ここぞとばかりに録画するものの、結局視る時間がなくてVHSのテープだけが溜まっていったもんです。しかしさっこんはテレビ離れが進み、放送よりもネットでyoutubeやNetflixという層が増えテレビ放送の価値は相対的に低下してます。
わたしもあまりテレビを視なくなりました。特にドラマのたぐいは一切視ません。そんな中でも、この年末集中再放送されたNHKの教養バラエティ「笑わない数学」はよかった。
わたしはNHKが大嫌いで、このブログでも何度もけちょんけちょんに書いてますが、それはNHKの組織と経営の在り方に大いに疑問があるからであって、放送コンテンツ自体は高く評価しています。特にドキュメンタリーなどでは民放の追随を許しません。「笑わない数学」もその一角を占めてます。
これだけ科学技術が発達した現代にあっても、数学の世界において解決されていない問題がたくさんあります。有名な「フェルマーの最終定理」のことはだいぶ前に書きました。常人には、それがなぜ問題なのか、どこが問題なのかさえほとんど理解できないものも多い。数学のそんな奥深さを素人にも分かりやすく説明してくれるのがこの「笑わない数学」です。
お笑い芸人のパンサー尾形が解説してくれるのですが、もちろん彼自身が完全に理解しているわけではなくカンペを読んでるだけではあるものの、その説明は非常に秀逸です。面白い。数学の奥深さ、難しさ、魅力を常人にも分かるように伝えてくれます。「フェルマー...」は無論のこと、「素数」「無限」「虚数」「四色問題」「ポアンカレ予想」「コラッツ予想」「ケプラー予想」「abc予想」...... 聞いてるだけでぞわぞわしてきます。
わたしは純粋文系人間で、子どものころから学生時代をとおして理数系はほんに苦手でした。理系クラスの友人たちを尊崇のまなざしでもって見ていたもんです。長じて、ロマンに満ちた深淵な宇宙の姿に思いを馳せようとしても、数学や物理学の基礎が身についてないので一定の線を超えるとそこから先は理解できません。これはとても残念なことです。もう少し勉強しとけばよかったといつも思います。
しかし、そんな理数オンチのわたしでも、テレビのバラエティーレベルで数学や物理学の話を聞くと、人類の叡智の凄さの微かな雰囲気を感じることができます。これは楽しい。
今年は本を読む時間をちょっと減らして、高校時代に苦しめられた「チャート式数IIb」あたりから、もう一度挑戦してみよかなっと。
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