先週、梅雨明けはまだ先かなどと書いた次の日に近畿・東海が梅雨明けし、本格的な夏がやってきました。と同時に猛烈な暑さが日本に襲いかかってます。夏の主役、太平洋高気圧の勢力が強く、列島の上をこんもりと覆った暑い空気の逃げ場がない状態なんやとか。おとといは気象庁の観測地点の4分の1が猛暑日(35℃以上)、岐阜県の多治見でなんと39.3度。体温より気温の方が高いということはつまり、ただ立ってるより誰かと抱き合ってる方が涼しいわけで、明らかに人の道を外れた異常事態です。まだ7月ですよ。やっぱり、地球がどうにかなってしまってるのではと不安になってきます。
セミもいよいよ本格的に絶叫をはじめました。先週は仕事で上京したのですが、都心の公園や大学キャンパスなどではやはりセミの声が響きます。東京ではまだ、懐かしいミンミンゼミの鳴声が聞こえますが、いずれ大阪のように西から勢力を拡大し続けるクマゼミに制圧されてしまうのでしょうか。
さて、ネットのニュースを眺めてると「近鉄電車で不審物」なんて記事の配信があったので、思い出しました。
先週半ば、いつものように新大阪から広島に向かう新幹線車中のこと。
お陽様を避けていつも山側の窓側の席をとるのですが、新大阪から乗り込んだところ、隣の通路側の席にカバンと紙製の手提げバックが置かれてます。「はて?」
誰か、トイレでも行ってるんやろと思てたところ、神戸過ぎても明石過ぎても帰って来ない。
大修理の覆い屋が取れて姿を現した姫路城、またえらく真っ白けになってしもたなあとか眺めながら、どうも隣の席のカバンが気になりだした。
目の前の座席背中には注意書き「持ち主の分からない荷物=不審物は車掌にお知らせを…」もしこのカバンに爆弾が入ってたら、近い将来私の身体は間違いなくコッパ微塵です。
とうとう通りがかった車掌さんに事情話したところ「分かりました。もうしばらく様子見ましょう」
行っちゃいました。「オイ(^^;)」おまえは水戸黄門か。様子見てるうちに爆発したらどうすんのよ?
しかし、すぐに戻って来ました。若い男性が一緒です。その人が「ご心配かけてスミマセン。」などと言ってる。どうやら、この人の荷物やったらしい。一安心。
ところが、またどっか行っちゃった彼、私が広島で降りるまで戻ってきませんでした。いくら日本国内とはいえ、これでは不用心やし。彼はいったいどこに居て何をしてたのでしょう。車掌さんは、どやって持ち主を見つけたのでしょう。ミステリー列車での謎は深まっていきました。
先週は重要な会議やイベントが集中し、出張も重なり、さらに爆発物の心労もありで、昨日までちょっとしんどい日々が続きました。したがって本日は例によって休養日としたいところですが、奥さんは「ゴルフのお稽古はいいの?」などと茶化してくれてます。そう夏のあいだはコンペも重なっており、これが要注意です。今さらスコアを上げるなどという大それた考えは持ち合わせませんが、炎天下のラウンド果たしてホールアウトまで持つか?という切実な問題があります。身体を暑さに慣らす準備としての屋外での活動は確かに必要となってます。
さて、出かけるか、どうするか。
昨日の朝、ベランダに出てみると朝顔ネットに蜻蛉が1匹とまってました。疲れてるのか、傍によっても逃げません。我が家はマンションの7階ではありますが、たまにこうやって小さな訪問者があります。蝶やトンボは頻繁に来るし、新居を求めてつがいのハトやスズメが飛来して「ここなんかどやろ?」とか話し合ってることもあります。丁重に断わってお引き取り願ってます。だいぶ以前、手すりにアマガエルがいたこともあります。地上から上って来たとするとまあ大変な労力です。
ところで以前も書いた気がしますが、高校野球大阪地区大会の応援は鳴り物が禁止されているようです。吹奏楽のブカブカ、ドンドンがありません。故郷奈良県の予選はOKなんで、奈良球児の聖地、佐藤薬品スタジアムがある橿原の杜では大会中、歓声とともにラッパと太鼓の音が響きわたるのですが、大阪ではそれがないのが実に寂しい。
彼のセッティングによる京文化研修会ももう何回目になるかなぁ。「祇園」は世界中京都以外のどこにもない、かの大石内蔵助と一力亭のエピソードに象徴されるように元禄の頃にはすでにその伝統を確立し、幕末の大動乱期には新撰組浪士や坂本竜馬をはじめとする勤王の志士らのド派手なスペクタクルの舞台ともなりました。素晴らしきわが国の文化の中にあっても異彩を放つ奥深き京文化の金字塔です。
「竜馬がゆく」はとにかく痛快。難解な文章を用いない司馬作品の中でも軽くて読みやすく、漫画雑誌を読むようにトットコ読み進められる。そして読み終わると皆一様に「よおし、俺も竜馬みたいになるどーー!」最初にこれを読んでしまうともう司馬遼さんのとりこになってしまいます。若いころのわたしがそうでした。こどもたちに読書の面白さを摺込むのにももってこいの傑作やと思います。そもそも日本人は坂本龍馬が大好きですが、その人気はこの作品が世に出たことが大きく影響してるんやないでしょか。