猛暑と不審物

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CT077.jpg 先週、梅雨明けはまだ先かなどと書いた次の日に近畿・東海が梅雨明けし、本格的な夏がやってきました。と同時に猛烈な暑さが日本に襲いかかってます。夏の主役、太平洋高気圧の勢力が強く、列島の上をこんもりと覆った暑い空気の逃げ場がない状態なんやとか。おとといは気象庁の観測地点の4分の1が猛暑日(35℃以上)、岐阜県の多治見でなんと39.3度。体温より気温の方が高いということはつまり、ただ立ってるより誰かと抱き合ってる方が涼しいわけで、明らかに人の道を外れた異常事態です。まだ7月ですよ。やっぱり、地球がどうにかなってしまってるのではと不安になってきます。

 セミもいよいよ本格的に絶叫をはじめました。先週は仕事で上京したのですが、都心の公園や大学キャンパスなどではやはりセミの声が響きます。東京ではまだ、懐かしいミンミンゼミの鳴声が聞こえますが、いずれ大阪のように西から勢力を拡大し続けるクマゼミに制圧されてしまうのでしょうか。IMG_0666.jpg

 さて、ネットのニュースを眺めてると「近鉄電車で不審物」なんて記事の配信があったので、思い出しました。

 先週半ば、いつものように新大阪から広島に向かう新幹線車中のこと。

 お陽様を避けていつも山側の窓側の席をとるのですが、新大阪から乗り込んだところ、隣の通路側の席にカバンと紙製の手提げバックが置かれてます。「はて?」

 誰か、トイレでも行ってるんやろと思てたところ、神戸過ぎても明石過ぎても帰って来ない。

 大修理の覆い屋が取れて姿を現した姫路城、またえらく真っ白けになってしもたなあとか眺めながら、どうも隣の席のカバンが気になりだした。

 目の前の座席背中には注意書き「持ち主の分からない荷物=不審物は車掌にお知らせを…」もしこのカバンに爆弾が入ってたら、近い将来私の身体は間違いなくコッパ微塵です。

 とうとう通りがかった車掌さんに事情話したところ「分かりました。もうしばらく様子見ましょう」

 行っちゃいました。「オイ(^^;)」おまえは水戸黄門か。様子見てるうちに爆発したらどうすんのよ?

 しかし、すぐに戻って来ました。若い男性が一緒です。その人が「ご心配かけてスミマセン。」などと言ってる。どうやら、この人の荷物やったらしい。一安心。

 ところが、またどっか行っちゃった彼、私が広島で降りるまで戻ってきませんでした。いくら日本国内とはいえ、これでは不用心やし。彼はいったいどこに居て何をしてたのでしょう。車掌さんは、どやって持ち主を見つけたのでしょう。ミステリー列車での謎は深まっていきました。

 先週は重要な会議やイベントが集中し、出張も重なり、さらに爆発物の心労もありで、昨日までちょっとしんどい日々が続きました。したがって本日は例によって休養日としたいところですが、奥さんは「ゴルフのお稽古はいいの?」などと茶化してくれてます。そう夏のあいだはコンペも重なっており、これが要注意です。今さらスコアを上げるなどという大それた考えは持ち合わせませんが、炎天下のラウンド果たしてホールアウトまで持つか?という切実な問題があります。身体を暑さに慣らす準備としての屋外での活動は確かに必要となってます。

 さて、出かけるか、どうするか。

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katsuhiko

男 

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奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

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