いいお天気で、投票がてら散歩するには持ってこいの日曜の朝です。しかし昨日一日法事で出かけておりお疲れモードの今日はおうちで過ごします。MLBのワールドシリーズがNHKでも民放でも中継されるなんて、おそらく初めてやないでしょか。最高舞台での大谷選手の活躍をリアルに観戦できるのです。投票なんて行ってる場合ではありません。期日前投票済ませてて正解でした。そいや日本のプロ野球もまだやってるそうです。パ・リーグの覇者とセ・リーグの3位球団の対戦なんで、まあオープン戦みたいなもんか。こちらはタイガース出てない時点であまり興味がありません。
それより今夜は選挙ですわ。特番を眺めながら一杯やらせていただきます。衆議院議員総選挙はわが国最大規模の選挙です。今回は、政権交代なんてことはムリとしても自民党の惨敗がどの程度の規模かという見どころがあり、当落について注目の候補者も盛りだくさん。まあ楽しめるんやないでしょうか。
さて、今日の話。
「動員」を広辞苑で引くと「ひろく或る目的のために人やものを集中すること」とあります。もともと軍事用語やったのが、平和な現代で意味が転じたそうです。近年よく聞くのが「日本のライブ動員数記録は99年のGLAYで20万人」という使い方。20万人の会場で一番後ろの人はステージ見えるんやろかという話は置いといて、アーティストのライブでの集客数をなぜか「動員」と表現します。あらためて考えるに変な日本語ですが、それもいいとしましょ。突然こんなことを書くのはですね、先週の朝日新聞で「動員」についての記事があったからです。
「島耕作」の作品で、沖縄県辺野古の基地反対抗議デモ主催者が参加者にカネを渡して動員してると描いてる部分があり、これが事実無根やと抗議されて、出版社と作者が謝罪したと。

やれやれ。事実もなにもフィクションであることは読者も百も承知のはずやのに、こんなことにいちいち抗議したり謝罪したりしてたら、世界中の要人を殺しまくってるゴルゴ13なんて、嵐のような事実無根攻撃を受けてずっと謝罪してんならんやないですか。フィクションはフィクションとして楽しみましょう。
朝日はこの記事の最後で、作者の弘兼憲史氏はかつて「徹底した現場取材こそリアルな作品の生命線」と言ってた、とわざわざ書いてます。つまり「そんなこと言うてたくせにウソを書いた」と強調したいわけで、ここに朝日は弘兼氏を「辺野古基地に抗議するわれわれの敵」とロックオンしたわけです。現場取材を徹底しても、事実をそのまま書くのなら単なるレポートや新聞記事に過ぎません。氏は取材をもとにして作品として仕上げてるわけであって、その内容に難癖をつけることは間違ってます。いかにも朝日らしい、悪意に満ちた扇動記事です。
そいやちょっと前にテレビで視た話で、先月末にコロナワクチン接種に反対する団体が集会を開いたところ、想定以上の大人数がワラワラ集まってきて、「お、同志がこんなにたくさんいるのか」と喜んだものの、どうもおかしい多すぎるって話になって、来た人に聞いてみたら「参加したら、日当2万円と交通費もらえるってんで来ました」と。さあ大変、そんなことまったく考えてない主催者は「日当出るなんてデマですよー」と書いたプラカード持って会場内を走り回ったというから、まるでコントです。

しかし、そのテレビ局が取材したところ「日当もらった」という人たちが確かにいて、誰かがサクラを動員するためにお金を出してたことは事実らしい。それが例によってSNSで拡散されて「じゃあ俺も行こ」と騒ぎになったと。
お金出した誰かは集会の主旨に賛同したということやろけど、個人がお小遣いでやるには額が大きすぎるし、企業や団体が出したんならもっと公になるやろ。これはきっと、何らかの組織が、使い切れない具合が悪いお金を領収書いらない形で処分するためにやったのではないかと思います。昭和の頃、銀座で一億円の現金を拾った人がいました。竹やぶに何億円もの現金が捨ててあったこともありました。多分その類ではないかと思います。
動員で思い出すのが、評論家の石平さんの講演で聴いた話。何年か前に上海で反日デモが流行したときに、日本領事館に石やタマゴが投げ込まれました。中国政府が市民をデモに動員してやらせたわけですけど、「日本の奴らに投げつけろ」と官憲が暴徒にタマゴ配ったところ、その多くは投げられずに皆家に持って帰ってしまったということです。中国らしいお話でした。
衆議院議員選挙(総選挙)が公示されました。昨日、かかりつけのクリニックにインフルエンザの予防接種うちに行ったついでに、期日前投票を済ませてきました。
その圧倒的な安全を支えるドクターイエロー。わたしもこれまで何度か遭遇しましたが、このほど引退するそうです。後継の点検作業は特別の検査車両に頼らず、普通に走ってる車両に検査機器を積んで行う方法にするとか。確かにその方が検査の頻度が上がります。「見れば幸せが訪れる」と長年親しまれてきたイエローですが、新幹線の進化はこんなところでも止まらないという象徴的な世代交代といえ、今後も発展を続けてその精神はリニア中央新幹線に受け継がれていくことでしょう。

