安倍元首相が銃撃されて死亡しました。現代の日本でこんなテロリズムが起こるとは思っていませんでした。近年の最大の衝撃です。
長期政権を担い、反日左翼勢力から日本を守り抜いた現代日本最大の巨星が堕ちました。
安倍さんは、日本の総理大臣として歴代最長となった二度の政権において、凋落した日本経済を立て直すことを最大の目標として掲げました。ジャパン・アズ・ナンバーワンと称えられていたかつての時代のように、わが国が自信と誇りを取り戻すために奮闘してきました。悪夢の民主党政権時代にむちゃくちゃにされた日本社会を根底から立て直すために頑張ってきました。外交においても日米同盟を強化する一方で、中国、南北朝鮮の特定アジアと、今や世界の敵にして最大の蛮国であるロシアの外道大統領にもにきっちりと対峙してきました。すべて旧民主党政権の尻ぬぐいでした。旧民主の残党を始めとする野党の反日勢力は、政策ではまったく太刀打ちできないため、国会ではいわゆるモリ・カケ・サクラなど政策議論の本筋から外れた嫌がらせに腐心し、その結果、国民にバカにされ自らのさらなる凋落を招くこととなりました。
安倍憎しを社是とした朝日新聞を始めとする極左反日メディアも、野党の尻馬に乗ったつもりが、馬ではなく実は泥船でもう今さら下りられない状態です。今回、安倍さんの急逝をどのように感じているのでしょうか。
野党は一様に「民主主義への挑戦であって、断じて許すことができない」とコメントしています。しかし、現時点での報道をみるかぎり犯人は安倍さんの政策に不満があったわけではなく、いわば個人的な理由による逆恨みの蛮行で、過去起こった要人の暗殺とは一線を画すように思えます。
事件の詳細が明らかになるにつれて、要人警護の在り方や、警視総監、奈良県警本部長以下関係者の責任問題など、検証すべきことがらがたくさんでてきます。よりによって、ふるさと奈良県で事件は起こりました。東京駅には浜口雄幸と原敬の暗殺現場の目印が残っています。西大寺駅前にも記念碑を設けるべきです。
事件発生からわずか数時間以内に、衝撃のニュースが日本のみならず世界を駆け巡り、驚きと怒りと悲しみが広がっていきました。単なる訃報ではなく凶弾に倒れたということで、衝撃はさらに大きいものがあります。国連および世界各国から伝わる哀惜の情の表明は、われわれ日本人が考える以上に、安倍さんが現代世界を率いるリーダーとして大きな尊敬を得ていたことを示しています。このような事態にあって図らずも人物の偉大さをあらためて思いました。
われわれ日本国民は、安倍元総理の功績と遺志を尊び、日本国を貶める国内外の勢力に断固として立ち向かい、この偉大な美しい国を守り抜く決意を新たにするべきです。
しかし、いまはただ、日本と日本人の誇りを取り戻すため命を捧げた、戦後政治最大の巨星の冥福を静かに祈りたいと思います。合掌。
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