天の配剤

| コメント(0) | トラックバック(0)

 長らく続いてきたお盆の夏休みも、今日でおしまいです。例年と違ってどこに出かけることもなく、帰省もできず懐かしい友らとの再会も果たせず、本当に何もない巣ごもりの夏休みでした。しかしまあ、ゆっくりと本が読めたし普段できない部屋の中の整理整頓や大掃除もやったし、こんな過ごし方もまあいっかとポジティブにとらえ、明日からは再び過酷でスリリングな仕事に勤しんでいくことといたしましょう。20210813_iOS.jpg

 ところがそんな矢先、日本の広範囲で妙な大雨が続いています。特に西日本では多くの市町村で「大雨特別警報」「緊急安全確保」が発令されています。

 私が住んでる大阪の衛星都市も同様で、昨日はスマホに緊急速報が届きました。幸いわが家のマンションの立地は水害や土砂災害の恐れはほとんどないので、避難は必要ありません。しかし、少し離れた山沿い川沿いでは宅地の開発が進み「よくぞこんな斜面を開発した。恐るべしデベロッパー」と感心する街並も確かにあるのです。避難警報は正解です。

 梅雨でもなく台風が来ているわけでもないのに、単に活発な低気圧の影響で災害の危険性が高まる事態が毎年のように起こっています。昔はこんなことはあんまし無かった。地球温暖化など気候変動の影響を思わずにはいられません。

 甲子園の高校野球は昨日まで3日連チャンで順延となり、今日もまだ第1試合が始まってません。最近は球児の疲労・体調に配慮し連日連戦とならないように「休養日」を設けてるのでまだ日程の余裕はあるみたいです。しかしこの調子では、試合日程の消化が厳しくなるでしょう。さらに大阪はコロナ感染の緊急事態宣言下でもあります。

wether.jpg 主催者の朝日新聞は、東京オリンピックでは反日野党勢力の尻馬に乗って一貫して開催反対を叫び続けました。今に至るも世論の動向を無視して、五輪は失敗だったと総括する嫌がらせのような記事を連日掲載しています。そしてその記事の隣には、試合に関係ない甲子園球児たちのエピソードなど、どうでもいい内容に紙面を割いているのです。ほぼ東京限定で開催された五輪に対して、甲子園大会は全国の球児と関係者が地元と緊急事態下の阪神地区を大挙して往復します。この、五輪よりもはるかに危険なイベントという不都合な真実には目を瞑って、自社が主催するがゆえに絶賛して提灯を振り回しているわけです。

 強豪校の東海大相模高が、部員十数人が陽性反応となったため地区予選を辞退しました。そして昨日、甲子園に出場している東北学院高の部員の一人が陽性となりました。当然部員たちは全員濃厚接触者になります。東京で5,000人以上、全国で2万人超の感染者が出ている中、長期間宿舎で過ごす部員たちの感染は当初から予想された事態です。

 球児たちには気の毒ですが、この異常な大雨も、朝日新聞の狼藉に対する天の配剤であることは疑う余地がありません。「コロナもあるし、もうやめたら?」と神様が言ってるのです。主催の朝日新聞、球児のため、国民のため、自分のメンツのため、正々堂々と中止を宣言したら大したもんです。まあ、せんやろなあ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://corridor0108.main.jp/mt/mt-tb.cgi/644

コメントする

WELCOME

CALENDAR

PROFILE

IMG_0227_2.jpgのサムネール画像のサムネール画像

katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

月別 アーカイブ