昨日まで続いた梅雨の豪雨も一段落の様子で、明日は久しぶりに釣りに連れてってもらうので、土曜日にブログを更新しています。
オリンピック・パラリンピック東京2020の開催まであと半月たらずとなりました。どうやら本当にやるみたいです。
思い起こせば8年前のこと、東京開催が決まった瞬間の歓喜が思い出されます。招致期間中の韓国の東京開催絶対反対キャンペーンに打ち勝ち、東日本大災害からの復興なった日本、再び輝き出した日本と日本国民の姿を世界にアッピールするシンボリックな一大イベント、メルクマールとなるはずでした。そのため誘致にも会場の整備にも莫大な額の税金を投入して準備を進めてきました。それがなんとこんな事態に陥るなどとは世界中の誰一人思っていませんでした。事実は小説よりも奇なりといいますが、本当に思いもしなかったことが起こるもんです。
けど、なんだかんだでよくここまでたどり着いたとも思います。これで成功裏に遂行できれば、東京2020は史上最も困難で、最も盛り上がらないオリンピックとして人類の記憶に刻まれることでしょう。
しかし、やるからには無事に終わってほしいと思うのは日本国民大多数の気持ちであろうと思います。朝日新聞など五輪反対を叫び続ける勢力も、やることになったからにはその成功に向けて協力すべきは当然のことです。組織の一員として、個人的には反対の政策であっても「やる」と決まったからには全力を尽くすことは民主主義の前提であり、組織運営の基本です。失敗したあとで「だから俺は初めから反対した」は組織人としては失格です。
東京に緊急事態宣言が発出されたことにで、政府は観客を入れることとあきらめました。まあ当然のことです。この状況下誰が考えてもムリでしょう。経済優先で緊急事態だのマン防だのいろいろやってきましたが、開幕まで半月となった今も結局感染は収まってません。また一方で、ワクチン接種にしても企業や大学の職域接種を絶賛奨励したところ蓋を開けてみれば肝心のワクチンの供給が止まり、必死で準備した関係者はハシゴをはずされた状態です。こんな状況でもし観客入れたりしたら、もうね、科学的にも政策的にも持ちません。今や観客アリを望むのは、チケットの再抽選に当選したほんのわずかの人だけです。再抽選で外れた人たちが一揆を起こすかも知れません。 
思い起こせばコロナ以前の今から2年前、観戦の応募どの競技にしようか、人気のある競技は値段も高いし競争率も高いし、かといってマイナーな競技観てもつまらんし、東京にしばらく滞在することになるからついでにディズニーランドにでも行こっか、ああそれより休みはどれくらい取れるかなあ...なんてわくわくしてた頃、結局抽選が全滅に終わり悲嘆の涙にくれたあの青春の日々も、今となっては遠い日の見果てぬ夢に過ぎなかったのです。
無観客となって、チケット代の減収は約900億円。政府が観客アリにとことんこだわったのはこのためでしょうか。五輪の実施経費総額1兆6,000億円のうち国と都の負担が約9,000億円やといいますから、900億の減収は確かに痛い。この損失をなんとか埋めなければなりません。増税でもってこれを補填したりすると政権が持たないうえに景気に影響しますから、ここはひとつ五輪招致を決めた国会議員のセンセイたちに責任とってもらいませんか。
衆参両議院議員に年間支払われる歳費(お給料)および文書通信交通滞在費をはじめとするよく分からない経費の総額が800~900億円ですから、例えばセンセイたちの給料を今後2年間半分にすれば賄えます。寄附による返戻は公職選挙法で禁止されていますので、秋の衆議院選挙のあとの特別国会でぜひ「東京五輪損失補填のための議員歳費減額に関する特別措置法」なんてのを審議・可決してほしい。「だからオレは招致には反対した」は通用しません。招致はみんなで決めたことなんやから。この見事な法案に賛成する政党に、次の選挙では投票したいと思います。
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