カウチポテト

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 ちょっと前のお話になりますが、G.W.はどこにも行けず家で過ごしていたわけです。溜まったTVの録画を視たり本を読んだり掃除したりと、普段あまりできないことに時間を使えて、まあそれはそれでよかった。

 中でも、溜めてあった映画の録画を一気に観てしまったことは、まったりとした、充実した時間でした。

 連休中に観た映画いちらん
 「フォレスト・ガンプ」「ジョー・ブラックをよろしく」

 「ショーシャンクの空に」「レオン」「ブラック・スワン」
 「ニュー・シネマ・パラダイス」「グリーンマイル」
 「オーシャンズ8」「ライフ・イズ・ビューティフル」
 「ペンタゴン・ペーパーズ」「宇宙戦争」「ゲド戦記」

 それぞれ「今頃かいっっっ」という声が聞こえてきそうですが、そのとおり、これらの名作を今に至るまで観てませんでした。はからずもトム・ハンクス主演の映画が多くなりましたが、特に意識したわけではありません。これらはうちの奥さんがWOWOWやBSプレミアムの放映を視たあと「良かったから消さずに置いといたげる」ということで残ってたものどもなのです。eigakan.png

 確かに、それぞれが感動の大作で、大ヒットとなったのも納得のラインナップでした。

 コロナ以来、シネコンに出かけてロードショー上映を観ることがとんとなくなりました。最後に観たのが「ボヘミアン・ラプソディ」ですから、なんともう2年以上行ってないことになります。従ってそれ以降の作品は「鬼滅」にしても「シン・エヴァ」にしても、テレビ放映を待つことになってます。

 映画は面白い。かつて「娯楽の王者」と称えられたのは伊達ではありません。観ているあいだは現実逃避して登場人物に感情移入し、スリルとサスペンスを共有します。結末の大団円に向けて否が応でも盛り上がっていきます。最後がハッピーエンドにせよカタストロフにせよ、観終わったあとはしばし感動に包まれるのです。この効能はどんな映画であっても基本的に変わりません。ぶっちゃけ、わたしは映画の良し悪しなんてあんまし分からずヒットした作品しか観ないので、見たあとはたいがい「良かったなあ」と思えるのです。

eiga_set.png ところがネット上にはおびただしい数の映画評論家がいて、いろんな映画に対して実に様々な批評が展開されています。なかには大ヒット作に対しても「駄作である」などとけちょんけちょんに貶す内容も見かけます。登場人物の心情からしてセリフが違うだの、この描写はヘタだの、演出がいまいちだの、些細なつじつまがおかしいだの。

 もうね、どうせ作り物なんやから、マンガと同じで細かいことはどうでもいいのです。さらに、専門的な評価はそれこそセンモンカ様たちに任せておけばよくて、われわれ一般の観衆は刹那的に素直に楽しめばそれでよいのであります。

 究極のミーハーを自認するわたくしとしては、これからも専門家に高く評価された退屈な作品よりも、観客動員が多くてハチャメチャに楽しめる映画をたくさん鑑賞することで人生に潤いを添えていくことといたしましょう。

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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