お注射について

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 今日もよいお天気です。昨日、洗車したこともあり久々にどこかに出かけてみようかとソワソワの日曜日の朝です。

 ここにきてコロナの感染者数が急増しており、大阪では昨日、過去最多更新の285人。3日連続の200人超えです。間違いない、第3波の襲来です。人の移動制限による経済の落ち込みを回復させるために始めたGo To キャンペーンやGo To Eat キャンペーンが原因ではとも言われてますが、だからといってキャンペーンをやめちゃうこともしないそうです。グラフを見れば一目瞭然ですが、第1波より第2波、第3波とだんだんスケールアップしてますやん。再びロックダウンが始まった海外の状況をみていると、日本でも爆発的増加からの医療崩壊へと、いよいよ最悪のシナリオが忍び寄ってる気もします。

 ここはひとつ、めでたくワクチンが完成し、コロナをただの風邪と同じとはいわないまでもそんなに恐れる必要が無くなるまで、密を避けて、マスクの使用とうがい手洗いなどをこまめに行うといった基本的な心掛けを徹底していきましょう。

1401_s.jpg ワクチンといえば、先週インフルエンザの予防接種を受けてきました。子供の頃学校で集団接種があったことを除けば、覚えている限り人生初の経験です。確かに昨年もインフルを罹患し、しばらくしんどい思いをしました。しかし、今回予防注射受ける気になったのは、やはり今年はコロナの影響でインフルに罹ってる場合やない、という状況に後押しされたことによります。

 かかりつけの近所のクリニックで定期的にやってる採血検査の際に「接種の予約できる?」と聞いたら「予約はいらんよ。来週、検査結果のときにでも言って」ということやったんで「ふじゃ、そうする」と帰ったところ、その日の夜電話がありました。

 「来週でいいと言ったけど、ワクチン無くなりそうなんで、も少し早く来て」。

 血液検査したその日の夜に連絡よこすんやないわい。重病が見つかって「すぐ入院しなさい」かと一瞬思たやないですか。まったく。

 今でこそ予防接種は予防医学の王道としてその意義や効果を疑う人はいませんが、こんなこと最初に考えたジェンナーという人はすごいと思います。だって、生きた病原体をわざと人体に注入するわけですから、よくまあやってみようという気になったもんだ。人類への貢献という意味では、ナマコやウニを最初に食べた人も立派やけど、ジェンナーの勝ち。この発明によって、人類は伝染病の恐怖から解放され、死亡率が減り寿命が延びて、世界人口が爆発的に増加したわけです。

 採血の際にも血管に針を刺されます。その瞬間はチクっと痛いけどもちろんガマンできます。しかし子供の頃、注射はこの世でもっとも恐ろしい瞬間でありました。最近は技術の進歩で針が細くなって痛みも減ってきているとか。

 昔、健康診断の保健室で一緒になった工学部の教授が「カラダに注射針を刺すのと縫い針を刺すのとどちらが痛いと思う?」と話しだしました。わたしが「向こうしばらくは身体に縫い針を刺す予定が無いんで、どっちでもいいです」と応えたんで、ムッとしてました。つまりこの先生は、人間工学的視点から「注射針は皮膚を鋭く切断する形状になってるんで、縫い針より痛みが少ないのだ」という見識を披露したかったそうです。可哀そうなことをしました。

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katsuhiko

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奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

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