通勤の電車、バスの中ではまず本を読んでます。同時にiPodで何らかの音楽を聴いてます。
iPhoneでもミュージックは楽しめますが、バッテリーが情けないことになるのでiPodをいっしょに持ち歩いてることは少し前に書きました。この機械がなかなかのアタリで、もう10年近く経ちますが電池のへたりもなく快適に使えてます。電池よりもイヤホンの方が壊れたり無くしたりで、もういくつも代替わりしています。
最近ワイヤレスイヤホンを使い始めました。これがなかなかいい。
ずっと有線イヤホン使ってました。しかしここ数年appleの「AirPods」を着けてる人が目に付くようになり、ワイヤレスが欲しくなってこのたび購入した次第です。
ヨドバシの売り場で探しました。件のAirPodsはよく言われてるように「耳からうどんがぶら下がってる」見た目がイヤでパス。いろんな機種を試させてもらいました。
確かに機種によって音は違います。こだわるひとたちには大きな問題でしょう。しかしわたしにしたら大した違いではない。所詮は騒音、雑音が錯綜する電車の中で使う機会が一番多いので、音質がどうのとかそんなに気にしない。それよりも装着感の方が遥かに重要です。自分の耳にぴったりと収まってくれるか、頭振っても耳からは外れないか。ワイヤレスなんで外れると間違いなく落としてしまうわけで、簡単に外れないことが絶対条件です。これがなかなか難しい。で、いろいろ試して結局、いちばんしっくりと耳になじんだJBLのんにしました。
ワイヤレスはいい。コードが首や腕に纏わりつくストレスが無い。コードが何に引っかかって耳から外れる心配が無い。有線のようにコードがからだに当たって伝わるノイズが無い。
スマホにペアリングしたら電話もできるらしい。お店の人に「そうなの」って聞いてみたら、
「いちおうできることになっています」
と、微妙な応え。通話の品質的にはオススメはしないそうです。電話するときは、ちゃんと手に持って話した方がいいいと。
そういえば近年、クルマの運転してるわけでもないのに、街中を歩きながらハンズフリーで通話している人をよく見かけます。はたから見る限りでは、虚空を見据えて大きな声でひとりごとを言ってるわけで、いきなり遭遇するとギョッとします。
桂枝雀さんは生前、携帯電話がどんどん小さくなっていく様をマクラに振ってました。「そのうち、携帯電話の機械そのものも無くなって、なんにも持たずに喋っても遠く離れた相手とお話できる時代になるかも。そんなことになったら、街中でひとりで喋ってる人に出くわすとビックリするでしょね。」
まさにその光景が当たり前の世の中になり、もうネタでもなくなってしまいました。枝雀さん、先見の明があったのか、無かったのか。
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