全滅でした。東京オリンピックのチケットですよ。わたしの周りでは当たった人を寡聞にして知らないのですが、テレビのニュース見てるとゲットした人たちの嬉しそうなこと。あ~あ。
ところで、もう6月も下旬に至ろうかというのに、西日本はいまだ梅雨入りしていません。東京や北日本はすでに入梅が宣言されています。ネットでこのあたりの解説を読むと、日本の南方上空に強い西風があって、梅雨前線が西日本に停滞しないため、とか言ってます。文系の頭脳ではどういうことか全然分からない。なんしかまだやということです。このまま今年は梅雨無しで夏が来るなんてことにはならんでしょけど、どうも異常気象は落ち着かない。
しかし、ベランダの朝顔は大きな本葉をつけてスルスルと伸びはじめてるし、駅に向かう途中、公園の舗道生垣のクチナシが強烈な芳香を発し始めました。梅雨入り宣言は遅れても、自然の営みは確実に季節の移ろいを知らせてくれます。
さて、相変わらず国会はグダグダの状態です。「年金2,000万円」問題、先週も書いたけど例の報告書、調査結果の数字をもとにして「老後も生活水準あまり下げずに暮らしたいなら2000万円くらいは貯めておいた方がいいから、金融投資なんかもいいんじゃない」とアドバイスしているだけで、どこ読んでも「年金は破綻するから2000万円は自己責任で」なんて書いていない。麻生さんも初めにそう説明すればよかったのに、「不適切な内容やから受け取りません」なんてやっちゃたもんやから話がややこしくなった。しかし、その辺はバカな野党も気が付いてたようで、これ以上小ネタで引っ張るとまたぞろ国民に無能扱いされそうなんで、多少おとなしくなってきました。しかし、国会周辺でデモやってるヒマなプロ市民たちは、次のお祭りの口実を与えられるまではこれで頑張ろうと、いまだ間抜けぶりを天下にさらしています。
そんななか立憲民主党は内閣不信任案を提出する動きを見せています。これには驚きました。ここにきてそれはないやろと。
ここ何カ月間、国会周辺では安倍総理が衆議院を解散して衆参同日選挙になりそうな動きがしきりに伝わってました。野党としてはこのタイミングで総選挙となれば惨敗することがわかってるので、これは避けたい。内閣不信任案なんか出せば、衆議院解散を誘発しかねないから慎重やったのが、解散の可能性は低くなったと判断して提出に踏み切るのです。ちょっと待ってよ。
内閣不信任案て、仮に可決されたら首相は衆議院を解散するって仕組みになってるわけで、言ってみれば解散させるために出すもんでしょ。それが、解散の可能性が無さそやから出すなんて、ハナから否決されることを前提にしてるやないですか。国民に対して「与党自民党を相手にしてカッコよく戦ってるぞ」という単なるパフォーマンスに過ぎないことを自分で宣言しているようなもんです。
年金問題にしても、ウソでも政府を追及したいんなら野党としての対案を掲げて討論に挑めばいいのに、とにかく安倍が悪い麻生が悪い、ほんとに野党というのは与党にケチをつけるだけの簡単なお仕事やということがよく分かります。
もしこれで安倍首相が「ふーん、不信任案出すの。ふじゃやっぱり解散やめるのやめた。衆参同日選挙な」となったら面白い。「いやいや、不信任案なんてちょっとした冗談やったのに、真に受けるなんて安倍さんまたまた人が悪い...(うわ、えらいことになった)」
そんな展開を是非とも見てみたいなんて、つらつら考えている日曜日の朝でした。
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