JRおおさか東線という路線が延伸され、先週開業しました。
この新線、城東貨物線という貨物列車専用の路線が旅客化されたものです。11年前に南半分の青い部分が開業し、今か今かと待ってたところ、新大阪までの北側半分がこのほどようやく開業したのです。
新しくできた駅のひとつ「城北公園通」はわたしの職場に近い。これまで学研都市線+東西線で環状線の内側まで乗ってバスに乗り換えていたところ、もっと近くに駅ができました。新駅からバスに乗ることは変わりませんが、バスで1kmちょっとと短くなり天気のいい日は歩ける距離です。おかげでなんと通勤時間がこれまでの片道約1時間から45分と大幅に短くなりました。しかも終点が新大阪ということは新幹線直結で、出張にも便利になります。いちにちの読書時間が少し減るかも知れませんが、まあおいおい慣れてくるでしょう。
あちこちに鉄道の新線や高速道路がどんどん伸びても、これまであまり自分に関係なかったところ、今回はモロに恩恵をこうむりました。ありがたい話です。
ほんというともっと早くに全線開業してほしかったけど、いろいろと事情があったみたいです。まだまだ先と思っていたけど、時の流れは速いもんです。このぶんやと、まだまだはるか先と思ってるリニア新幹線の大阪開業もひょっとしたら生きてるうちに間に合うかも知れません。
ところで大阪はかつてない選挙に突入します。知事、市長、府議、市議選挙を一日で投票するのです。これはなんと半世紀ぶりやそうです。広末涼子の賃貸CMではないけど、「そんなん...迷うわ!」状態です。
都構想再挑戦のため府知事と市長が同時に辞職してクロス立候補という変ないきさつで行われることから、政治の私物化だの党利党略優先で住民置き去りとか言われてます。しかし、政治なんてのは須らく党利党略なわけで別に批判されることではありません。ただし、いちど住民投票で否定された大阪都構想を再び仕切り直しすることは大義がありません。これなら実現するまで何度でもやれることになってしまう。こっち方がおかしい。それでも選挙やってみると大阪では維新が勝つんですよね。んで、都構想の住民投票で反対と。不思議なところです。
わたしは大阪府民ですが大阪市民ではありません。しかも心情的には未だ奈良県民ですので、都構想なんてあまり関係なくて別にどっちでもいいのです。これまで地域の政策で得したことはまったく無いので、維新でも自民でも構いません。けど、今回みたいに都市交通をもっと便利にしてくれるんなら投票しますよ。どうぞよろしく。
コメントする