お年玉

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 インフルでばたばたと始まった平成最後の年、体調が完全に戻るまではと新年会のお誘いも珍しくお断りするなど、おっかなびっくりのスタートとなっています。

 年明けのわが国は、不埒な隣国のレーザー照射問題に続いてまったくやる気のない大統領の記者会見が目下のところ話題になっていますが、繰り返し書いてきましたようにこの国はまったく無視するに限ります。さっさと袂を分かち、お互い不愉快な思いとおさらばしてやっていくことにしましょうや。

 そんなことよりも、ZOZOTOWNの社長さんが、100万円のお年玉を100人に配ったことが話題となっています。twitterのフォロワーの中から無作為に抽選したんやとか。話題を作ることで会社の株は一気に上がって、自分の持ち株の価値が20億円近く増加したらしい。1億の投資で20億の収入ですわ。さすがに月旅行にも行こうかというスーパーリッチはやることが徹底していて半端感がありません。われわれ庶民の考えることといえば、もらった人きちんと所得として申告するんやろか、ぐらいですね。tama.jpg

 お年玉かあ。最後に貰ったのはいつやったかな。最近はもっぱらあげるばっかりで、老いた両親にももちろんあげてますよ。これまでに渡した総額は、子供の頃貰った総額をはるかに凌いでます。そしてこれはこの先もずっと続くのです。両親にしてみるとZOZOTOWNの前澤社長張りの投資効果と言えるのではないでしょうか。

 このお年玉、起源は諸説あるようですが、どうも最初は神様から歳をいただく「お歳魂」という意味でお餅をもらってたのが、手っ取り早くてより喜ばれる現ナマを配るようになって今に至るということのようです。現代では年齢は満年齢、すなわち生まれてから丸1年経って1歳となり、以後お誕生日のたびに1歳足すべしと法律で決まってますが、昔はそうではなかった。生まれたときが1歳で以後元旦が来るたびに1歳足すという、いわゆる「数え歳」の考え方です。かつては、歳をとることですら神様からの賜りものと考えていたわけです。

 近年、中高生が正月期間中にゲットするお年玉総額は、ひとりあたり3万円~5万円といいますから、われわれの子供の頃からそんなに増えたわけではないようです。これは、デフレ経済の影響というよりも、もっとあげたいところではあるけどもそこは年齢に見合った相応の金額にすべしという教育的はからいの結果と見るべきでしょう。

 ジャンボ宝くじもことごとく外れる私としては、いまさら教育的計らいもいりませんので、なんとか今年あたり一攫千金のお年玉、ドカンと当たらないもんでしょか。

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katsuhiko

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奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

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