日に日に春が近づいてきています。このまま春になるのかと思いきや寒の戻りに見舞われ、体調壊したりするいつもの春先のそわそわ感が増している昨今です。昨夕、同窓会の幹事会の集まりで帰宅が遅くなり、今もやや二日酔い気味でブログ更新です。
閣僚や自民党議員の失態、失言が続き、弁解や謝罪さらには開き直りの態度など、政府、与党自民党の動きが面白い。一方野党も民主党が維新の党との野合に向けての動きがあったりで、こちらはごまめの歯ぎしりとはいえそれなりに動きを示していて面白い。
参議院選挙の結果次第では、安倍政権が改憲に向けての動きを加速させることになるわけですが、それを阻止するための野党がすべきことは、政策、理念をかなぐり捨てて他党と手を組むことではなく、自民党がやろうとしていることをしっかりと国民に訴えて、それがいいことか悪いことかを判断させることです。去年は集団的自衛権関連法案で大騒ぎしましたが、これは前回の総選挙で
自民党が勝利したときに決まっていたことで、それをあとになって阻止するなんてできるはずが無かったわけで、単に反対の意思表示のためだけに無駄な時間を費やしたにすぎません。税金の無駄です。現在の民主党は、政策や方針で国民の支持を得られず、参議院選挙を見据えた数合わせのために、あろうことか共産党との選挙協力の動きさえ見え隠れします。選挙対策にのみに腐心し平気で理念をねじ曲げていく情けない姿には、かつて政権を担った矜持の片りんさえ見ることはできません。
自民党が勝利したときに決まっていたことで、それをあとになって阻止するなんてできるはずが無かったわけで、単に反対の意思表示のためだけに無駄な時間を費やしたにすぎません。税金の無駄です。現在の民主党は、政策や方針で国民の支持を得られず、参議院選挙を見据えた数合わせのために、あろうことか共産党との選挙協力の動きさえ見え隠れします。選挙対策にのみに腐心し平気で理念をねじ曲げていく情けない姿には、かつて政権を担った矜持の片りんさえ見ることはできません。
さて、先週、その民主党政権時代に文部科学大臣をやった中川なんとかという衆議院議員が、民主、維新両党の合同代議士会で「いよいよ攻勢を掛けていきたい。安倍晋三首相の睡眠障害を勝ち取ろう」なんて言うてしもたもんやからあちこちで批判されてます。金銭授受で大臣やめた甘利さんが睡眠障害で自宅療養していることをネタにして、ウケを狙ったわけです。バカ。
相変わらず不用意な失言で突き上げられる無様な様子をいまさらどうこう言いたいのではなく、問題はそのあとの謝り方なんです。
「感情を傷つけられる方がいたとすれば、おわびを申し上げたい」と釈明したそうです。この議員に限らず、やっちゃった連中が言い訳する場合よく聞く言い回しですが、おかしな日本語です。
「感情を傷つけられる方がいたとすれば」という前提の裏には「私はそんなつもりはないけど、あなたがそう受け取ったというのなら」という意が込められており、責任の部分的な転嫁が行われています。そう受け取った方にも問題があるんやないの？わたしは悪いとは思っていないけど、そんなに言うなら謝るよ、それで文句ないでしょ、と言いたいわけです。
さらに、「お詫びを申し上げたい」と言いながら、お詫びの言葉は申し上げていません。結局、謝罪になっていません。ほんとに悪いと思った結果謝りたいなら、素直に「感情を傷つけてしまいました。発言を撤回してお詫びします。申し訳ありませんでした」と言うべきです。
マスコミ、社会の雰囲気も「お詫びを申し上げたい」と言っただけで謝罪したと認めるような風潮があります。会見での「おわびを申し上げたい」に対して、「では、早く申し上げてください」「いつ、どこでお詫びするんですか？」と突っ込む記者さんがいないのは、なぜなんでしょ。負けを認めた相手にはことさらにトドメをささない日本特有の武士の情けなんでしょうか。これはおかしい。
謝るときはしっかり「ごめんなさい」と言いましょうや。
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