おだやかな新年の訪れとなりました。
ことしはゆえあって新年の祝詞を控えさせていただきますが、ごらんいただいてます皆さまにとって、よい年となりますようお祈りいたします。
また、私の仕事人生も勤続30年の節目を超え、来るべき難局に向けて気力を充填し、公私とも粉骨砕身の覚悟でもってことにあたってまいりたいと気持ちを新たにしております。どうか今年もよろしくお付き合いください。
さて、もう言うまいと思ってましたが、年末にかのやっかいな隣国との関係で動きがありましたので、そのことについて記すことで今年のブログを初めてまいります。
「慰安婦問題日韓合意」各紙一面で大きく伝えています。今回の合意で日本は、最終かつ不可逆的解決であり、今後慰安婦問題を蒸し返さないという約束を韓国政府から獲得しました。もし韓国側が合意内容に従わずこれまで同様に日本を非難するようなことがあったら、日本政府は合意違反として国際社会で韓国を糾弾できることになります。民間団体も同様です。慰安婦像を作ったりしてる反日団体の蛮行を止めさせる責任を、韓国政府は負ったということです。
わが国民の受け取り方は「ほんまかいな?」「あの国がそんな簡単に納得するはずないやん」でした。
で、案の定韓国政府は合意の舌の根も乾かぬうちに「慰安婦の世界遺産登録申請抜けるなんて言った覚えないもんね」とか言い出しました。やっぱりなあ、という感じです。
政府はさておき、反日メディアが先頭に立って合意反対を扇動することで韓国国民が大騒ぎをはじめてます。やっぱりなあ、という感じです。最終的に解決と認識したのは日本だけで、隣国はいずれ「そんな合意なんてしてない。事実ムコン」とか言い出すことでしょう。そしてまたわが国は、再びみたび遠ざけられたゴールポストに向かっての「大人の対応」を迫られることになります。これまで、朝日新聞のねつ造記事に端を発した両国関係の悪化に対して、わが国の政府は比較的しっかりと対応してきたと思います。近い将来、さらなる紆余曲折があることは明白ですので、これまでどおり是々非々でことにあたっていただきたいところです。
ところで、他紙はともかくこの日の朝日新聞を、社説はもとより紙面のすみずみまで読みましたが、くだんの慰安婦証言にかかる「吉田ねつ造記事」については全く触れられていません。今回の大きな動きは、朝日新聞にとってことの発端となった自らの大失態を真摯に反省するよい機会となったはずです。それを、まったくの他人事でもあるかのように歯牙にもかけず、吉田の「よ」の字も書いていない。何という無責任かつ厚顔であることか。
まるで、ねつ造記事をことさら無視するというボケに対して各方面からのツッコミを期待しているかのようにも受け取れます。これでは、まったく反省していないとさらに叩かれることになるでしょう。朝日は「ドM」か!?
何回目かの繰り返しになりますが、朝日新聞、やっちゃったことは取り返しがつかないのやから、しっかりと謝って、将来に向けて信頼を取り戻す行動を示すべきです。今回われわれの血税から慰安婦に支払われる、いわれなき10億円、この際朝日新聞社が進んで拠出してはいかがですか。
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