サンゴ再び

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 昨日、久しぶりにゴルフに出かけてきました。岡山県という遠方で開催されたコンペ、当初1泊して2ラウンド予定やったのですが、今日急用ができたんで急きょ日帰りすることとなりました。長距離ドライブ日帰りのラウンドはちょっとくたびれました。しかし、気候がよくなるとゴルフは楽しい。誘われる機会も増えてきた昨今、実に楽しみであります。ちょっとこころを入れ替えて、たまには打ちっぱなし行って練習しようかななんて思ってます。

 さて、巷間、集団的自衛権の安保法案が喧しい昨今ですが、前にも書いたようにこれは成立することがほぼ決まりです。先月末には国会前では空前の反対集会があったとか。

 この種のデモを行うのは常に、自らの意に反する政策に危機感を感じる反体制側です。正当な選挙によって自民党の政権を選択した国民全体の意思は、安保法案賛成が多数派であって、彼らはデモなど行う必要はない。放っておけば自分の意見どおりの政策が実現するのです。DEMO.jpgところが、連日テレビ・新聞で安保反対の様子が伝えられると、あたかも国民皆が反対してて阿部政権がそれに逆らっているような印象を与えています。

 今日は、安保法案の是非はおいといて、面白かったのがメディアの伝え方。もうあちこちで書かれてますが、デモの参加者数の話です。

 主催者発表は12万人やけど、写真見るととてもそんなにいない。こんだけの人数では甲子園球場も満員にはできません。警察発表の3万人が、まあほんとのところでしょう。しかし、主催者が盛りに盛って言いふらすのも当たり前であって、それをどうこう言うことはしません。

 問題はメディアの伝え方です。

 いうまでもなく新聞は真実を伝える義務があります。今回、読売は警察への取材として3万3千人と伝えてます。一方朝日、毎日は主催者発表として12万人と書いてます。実際に新聞記者が現地で人数数えるわけにはいかないから、人づてに聞いた結果を記事にすることは仕方ない、別にウソを書いたわけではない、という開き直った言い訳が聞こえてきそうです。

 何度も言うように事実と真実は違います。写真を一目みれば「とても12万人もいない。主催者、大げさに言ってる」ということは新聞社のどんなバカな記者にもデスクにも分かることです。ほかの大規模集会や野外コンサートと比較すれば一目瞭然です。朝日、毎日もそんな数字がウソであることは百も承知で、それでも12万人と書いた。実際に何人が参加したかは伝えずに、「主催者が12万人と発表した」という事実を伝えており、そこにウソはない。巧妙な、真実の歪曲がここにみられます。記事を読んだ人は「あ、12万人も来たんや」という誤った認識が摺り込まれます。

 大勢の人が安保関連法案に反対して集まったという記事の主旨は変わらないわけで、南京虐殺の「30万人」といっしょで、3万人だろうが12万人だろうが、100万人だろうが別にどうでもいいのですが、新聞は、自身の意見を伝えることの前提として真実を報道する義務があります。今回のやり方、これは卑怯。「サンゴの朝日」健在ですね。 

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katsuhiko

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奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

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