さらにさらに、朝日新聞よ

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IMG_2752.jpg 三連休中日、今朝もいいお天気です。

 先週末、東京に出張したところ、誘われて「東京湾納涼船」なるものを初めて体験しました。2時間ほどで東京港沖をくるっと一周する間、船上パーティーを楽しむという、ようは宴会を飲み屋さんではなくクルージングで行うわけです。

 大きな客船の各階とも若者たちで大変な混雑、デッキ上のステージではいろんなショーなどあり、酒がまわるほどに乗客は大いに盛り上がっていき、レインボーブリッジをくぐる頃には、船上は騒然となってきました。なるほど、こういう楽しみ方もあるのか。浴衣を着ている子が多い。聞くと、浴衣着ていくと飲み放題乗船料金がなんと1,000円割引になるんやとか。雰囲気を盛り上げるためでしょうな。いろいろ考えるもんです。

 で、一昨日帰ってきて昨日は早朝からゴルフ1ラウンドと。今日もお天気いいし出かけたいところですが、じゃっかん疲れが残ってます。体力気力の回復を待ち、お出かけは明日にして今日は休養日。昼間からビールを飲んでまったりと過ごすことといたしましょう。IMG_2782.jpg

 さて朝日新聞、とうとう白旗を掲げました。コーナーに追い詰められ連打を浴びてましたが、タオルが投げ込まれ完全TKOです。

 慰安婦捏造の「吉田証言」と福島原発の「吉田調書」。期せずしてよく似た名前の誤報騒動が一気に噴出し、ブレまくって迷走を繰り返してたところ、突然記者会見を行いました。社長が登場し、一連の問題に関して自らの責任を認めて謝罪し反省を表明しました。時間の問題ではありましたが、関係者の処分といい、社長の引責辞任といい、なるべくしてなったという結末です。

 謝りはしましたが、今回は吉田調書に関して全面的に非を認めた、そのついでに慰安婦問題についても謝罪したという感じです。そして、「それでも広い意味の強制性はあった」という姿勢は崩していません。敗者の最後のプライドと言えるでしょう。

IMG_2792.jpg もちろん、今回の謝罪は一連の問題を終わらせるものではありません。慰安婦誤報によってわが国の信用を貶め、国際世論を誤った方向に誘導したことを認め、世界中の誤解を解き日本の信頼を回復させるという、きわめて重い責任に、今後朝日新聞が対峙していくことを意味します。朝日のイバラの道が始まりました。とりあえず第三者機関による検証のための委員会を設置するみたいですけど、果たして朝日が今後再び読者の支持を得てかつてのように日本のクオリティペーパーの地位を回復する日がくるのか、それまでにいかほどの試練を耐えるのか、その覚悟が本当にあるのか、生涯朝日の一読者として、しっかりと見守っていきたいと思います。

 …と思っていたところ、今日の朝刊でまたまたお詫び記事が掲載されてるやないですか。吉田・吉田の話の続きかなと思ったらさにあらず、2年前に任天堂社長へのインタビュー記事を捏造してたらしい。それを週刊文春にかぎつけられたんで、こりゃやばいってことで慌てて謝罪記事掲載となったようです。

 文藝春秋、ここぞとばかりたたみかけてきます。見事な攻撃です。阪神タイガースも見習ってほしい。また朝日としては、吉田・吉田の一件で社長の辞任と経営陣の刷新は避けられない。どうせならこの際やから、その他の小っさい不祥事もついでに引き受けて辞めてってもらおということでしょうか。攻めるときはイケイケでも守りに弱いと言われてきた朝日、これはなかなかのいい戦術でしたね。

 メディアが読者・視聴者を味方につけることは簡単なことであって、その結果、主張の異なる相手を叩くことはお手のものです。メディアの強さであり、怖さであります。今回の朝日の全面敗北は単にわが国の保守対リベラリズムの対決ではなく、国益を損なっている事態の正常化に向けてのスタートとなりました。大きな代償を払ったわけですから、ひとり朝日の問題とせず、わが国のジャーナリズム全体が他山の石とし、真実の追求がいかに重大でまたいかに困難であるかを肝に銘じる契機としてもらいたいもんです。

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katsuhiko

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