つい先日のこと、職場で読売新聞を読んでて、 「ん?」
週刊新潮の広告がおかしい。
紙面の一番下に載った、よくある広告なんですが、一番左端の記事 "もう一人の愛人が告白「 」ヘソの下は紳士じゃない!"。
「これぞ週刊誌」といういつもながらの下品な見出しは置くとして、この「 」空白は何よって話です。別にわたしが細工したわけではありません。もとからこんなです。
そん時は、興味引くための新しい演出か、ぐらいに思ったのですが、おうちに帰って朝日新聞の同じ広告見て、すっかり理解しました。
朝日ではカッコの中しっかりと「原辰徳」と明記されています。しかも読売の広告には無い原監督の写真が!
つまり、読売は自分ちの原監督の悪口はゆるせない、しかし新潮社からの広告料収入無くすのは惜しいし、あとあとのこともあるので、広告断ることはしたくない。それじゃというので、いちおう載せるけど原監督の名前と顔だけは隠す、という行為に及んだわけです。もちろん新潮社も、妙な広告が話題になれば売り上げにもつながると納得の上で、代金のいくらかは割り引かせたんじゃないでしょか。
ライバルの朝日は、そんな遠慮なんか必要ない。ただでさえ今春、ジャイアンツの契約金超過騒動で読売グループとはバトル状態。すんなりそのまま掲載してます。
週刊文春で「1億円不倫恐喝事件」が話題になったばかりの原監督、またぞろスキャンダルが週刊誌ネタになったわけですが、そんなことに興味は(あまり)ありません。
気に入らないのは、読売の愚行ですよ。
大新聞が週刊誌の広告で都合の悪い部分を伏せるというのは、過去たびたびあったらしいのですが、広告の内容が気に入らなければ掲載を断ればいい。伏せ字で載せるなんて、何ともみっともない。いろいろ大人の事情があるのかも知れませんが、顧客である読者には 「広告料収入がそれほど惜しいのか、何とさもしいことよ」 という印象が残ります。
読売新聞を購読していますが、穴埋め問題があったことに気づきませんでした。
スポーツ欄に偏りがあることは承知しています。今季などは、トラ記事は探してもみつからないくらい片隅に追いやられています。
また、人生相談も変です。登場するのはびっくり仰天するような境遇の人ばかり。実はやらせ記事じゃないかと勘ぐっています。
でも、医療健康記事が充実しているので、書き方が平易なので、10年ちょっと前から読売新聞に変えました。それまではアカヒです。あそこの社章は日章旗に似ていますね。でも左翼なんですよね。
あいうえだぁ様
読売の「人生相談」いいですよね(^^)ドラマチックでわたしも好きです。
巷間、天声人語は名文なりとの評価が多いですが、朝日が自賛気味で鼻につきます。
「書き写し帳」なんか売ったりして。
それよりも読売の編集手帳はいい仕事してると思います。1行目読み始めたら、つっかえずにすぅ~っと最後まで読める。こんな文章を書きたいもんです。
また、読売のスポーツ面は読んではいけません。WEBで部内者のみアクセスできるファイルを一般公開しているようなもんです。恥知らずな所業は無視するに限ります。