商店街の夏祭り、今年は昨年のおとなり「旭区今市商店街」の夜店を見てきました。
わが学園の中高が出店協力してます。今年は 「サイエンスショー 『スライムを作ろう』 」という出し物です。
地元密着、地域協力の一環と学園のPRをかねて有志先生方によるイベントです。何らかの材料と着色剤を混ぜてかき回すと何らかの化学反応によりゲル状になります。(詳しい仕組みは分かりません^^;)カラフルなスライムのできあがり。どうぞお持ち帰りください。食べちゃだめよ。
子どもたちの科学への興味を喚起する、学校ならではのイベントです。「果たしてウケるやろか」と案じていたところ、開始と同時に黒山の子どもたちが押し寄せる大盛況。先生方、次から次へのリクエストに息をつくひまもない状態となりました。
自分で作ったスライムを持って帰る子どもたちの嬉しそうな笑顔が印象的です。
将来はうちの学校にきてね~。
さて、英国では地球規模4年に一度の夏祭り、オリンピックが盛大に開催中。日本は金メダルの数が思うように伸びてませんが、わが国の若者たちが世界の大舞台で活躍する様はなんとも嬉しいもんです。彼ら彼女らのここに至るまでの精進を思うと、なんとも頭が下がる思いがします。
ステーツアマということばを最近はあまり聞きませんが、依然としてどっかの国では国家丸抱えの選手強化が行われています。しかし、日本では、メダルとったからといって一生生活が保障されるわけではなし、本当に好きでなければ極めるほど一所懸命にやってられない。それこそがアマチュアリズムの精神でしょう。だからこそ勝者の笑顔が多くの感動を呼ぶのです。
五輪を国威発揚の機会と考え近年メダルの数を伸ばしてきた国は、強くなりたいという人間の欲求ではなく、鼻先にぶら下げたニンジンで選手の強化を図ります。人の自然な欲求ではなく、「欲望」をメダルの数に変えているのです。人の尊厳を無視して得たメダルにどんな価値があるでしょう。
わが国の若者には、これからもずっと、生活や金のためではなく、ましてや国の威信のためなんかでなく、最高の舞台で、自分のアイデンティティーを極めてほしいと思います。
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