今週水曜日６日は、金星の日面通過がありました。日本では１３０年ぶりで、次回は１０５年後だとか。まさに金環食に続く「世紀のイベント」です。
この日は広島に出張したので、こないだ使った日食グラスをポケットに入れて出かけました。
新幹線では左側（南側）に座って見上げても、太陽はあまりに天頂に近く、窓枠から外れてて、見ることはできず。 途中駅のホームではデカいカメラを太陽に向けている人がいました。皆さん楽しんではります。
で、出張先の大学キャンパスでの昼休みのこと。グラスかけて見上げても、真ん丸いお陽様がくっきり見えるだけで金星と思しき点など見えない。
ガックシきて歩いてると、学舎の前で女性職員が２人、黒いゴミ袋を頭からかぶって佇んでいる。普段の日なら怪しいことこの上ない行動も、今日は何をやってるのか理解できます。
「をい(- -;) ・・・ そんなんやめてコレ使いさ」 グラス貸してやると「あ、見える見える。太陽に穴あいとる！」
彼女らには金星の黒い点が見えたそうです。 視力の差。
目が悪いのは辛い。ずいぶんと損してる気がします。最近は近眼に加えて老眼も現れてきました。コンタクトレンズなんですが、そろそろ限界も近づいているような気がします。
見えましたよ。
金星の黒子は新聞で仕入れた予備知識のコースとは少し違っていたのでこれが果たして金星なのか少々不安になりましたが、同僚と確認しあった結果、みな同じように見えたとのことです。
5人のうち1人だけがどうしても見えないというので、ディスプレイにドットを一つ入力して「これでも見とき」と冷たく言われていました。なんと無情な。
私ともう一人は視力矯正する必要なし、あとの見えた二人はレーシック手術を受けています。
厚い曇に覆われた月食が痛恨でしたが、一生に一度巡り合うかどうかという天体ショーを短期間に体験できて大変満足しています。18年後の6月1日に北海道に行けば再び金環日食を拝めるとか。その日まで元気でいましょう。
あいうえだぁ 様
18年後かぁ
元気でいたいですね。がんばりましょう。
ホント今年は楽しめましたね。
さらに11月14日にオーストラリアで皆既日食があるそうな。
きっとツアーやなんかできてて、日本からも大挙動員でしょね。