「いってきま~す」
と毎朝家を出てオフィスのデスクに座るまで、ほぼ1時間ちょうどぐらい。
電車とバスに乗っている時間は40~50分。往復で約1時間半~2時間。読書タイムです。
仕事の書類やなんか電車の中でひろげるわけにはいかないし、新聞はおうちでゆっくり読んでから出るので、車中は何らかの本を読むことになるわけです。クルマ通勤をやめてから7・8年ほぼ毎日のことなんで、かなりの読書量と言えるのではないでしょか。
満員電車、スペースの制約から新書か文庫ということになります。ビジネス書と小説などの娯楽書がほぼ半々。未読の本のストックがないとどうも不安になります。
ところで最近、東野圭吾「容疑者Xの献身」が米国「エドガー賞」候補になったというニュースの中で「日本人候補者は『OUT』の桐野夏生以来」とありました。
「あ、これ読んでない♪」
早速買ってきて一気読みして、うちの奥さんに「おもしろかった」と話したところ、「だいぶ以前ににドラマでみたよ~ん」と言われました。映画にもなったらしい。ドラマ観ないから知らんかった。
ミステリ大好きなんですが、テレビドラマは全く観ません。ミステリに限らず、安直に大量生産されているドラマの類は、役者の下手くそなセリフに辟易することが多いのでまったく観る気がしません。小説は文字を追ってイメージを膨らませ、作者の思いをしっかり受け止めてこそ値打ちがあるというものです。原作の雰囲気を無残にも破壊するテレビの所業には憎しみすら覚えます。
しっかりと映画化された作品は、それはそれで楽しめるのかも知れませんが、原作読んだ映画はどうも観る気になりません。
伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』
もう読まれていますか?
伊坂氏の小説は登場人物に前作とリンクしたところがあります
ミステリ小説にしては穏やかな文体が好きです
同感です。ときおり独特の軽快なユーモアがはさまるのがいいですね。
伊坂は
『オーデュボンの祈り』『アヒルと鴨のコインロッカー』『ラッシュライフ』
『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』『砂漠』『重力ピエロ』
『魔王』『終末のフール』 読みました。