今日は朝から曇り空、雨を気にしながら出かけたのは、我が学園の高校生による「企業探求学習」の発表会です。
最寄の京阪守口駅を下りたころには、やっぱり降りだしました。あちゃぁ~、傘持ってきてない…
この行事、高校生が特定企業の事業活動としての取り組みを企画し、その内容をプレゼンするという取り組みです。
はずかしながら初めて聴講する機会となったわけですが、行ってみてビックリ。すごい!
企画の内容、プレゼンテクニック、なかなかたいしたもんです。
いろんな提携企業から指示されたミッションにチームで取り組み、企業の企画担当顔負けの事業戦略を立案し、それをPPTをベースにして寸劇や映像など様々な趣向を凝らしたパフォーマンスで観衆に訴える。
な~るほど!と思わせるプランが次から次へと展開されます。こんなことをホントに生徒たちが自分たちだけで考えたのか!
提携企業の方々も審査に参加されてましたが、大いに参考になったことでしょう。うちの職場スタッフにも見せてあげたいと思ったもんです。お前ら、負けてるぞ(^^;)
出演者が全員1年生だと聞いてさらにビックリ。
あどけなさの残る、かわいい生徒たちがここまでのパフォーマンスで観衆を魅せることに度肝を抜かれました。稚拙なところもありますが、むしろそのポテンシャルに戦慄さえ覚えました。
私自身紅顔の高校生だった頃に思いを馳せるとき、断言します。こんなことはできませんでした。教わりませんでした。こんな勉強はしませんでした。大学入試問題の傾向と対策だけを詰め込まれ、押し込まれ、それが当たり前の環境で過ごしてきました。
しかし、平成の現在、教育のありかたも様変わりしたようです。大学に入るためのテクニックを習得させるだけが高等学校のミッションではありません。大げさかもしれませんが、総合的な人間力を涵養する生長の場を提供する、教育というもののパワーを感じました。これは教育理念が明確な私学だからできるのことなんやろか。それとも、昨今の高校は皆一様にこうなんやろか。もしそうやとすると日本の未来は思っていたより大丈夫なのかも知れません。
…と、発表会終わってからつらつら考えてたのは、守口駅前の喫茶店の中でした。読みかけのミステリをお供に何杯も珈琲飲んでたのですが、雨は一向に止まず。
一冊読み終えたときに意を決し、駅に向かってエイヤッ!っと、雨の中にとびだしました。
「日本の未来は思っていたより大丈夫なのかも知れません」
うれしいコメントです
今の若者に私たちの老後を託さねばならないのですから
木曜日から降りかけた雨は、もう上がるかと思いましたが
昨日一日降り続けましたね
風邪など召されていませんように
ありがとうございます。
おかげさまで健やかに休日してます。
♪ニッポンの未来は世界がうらやむものでないといけません。
バトンタッチまで、ン十年? 十ン年?
まだまだ私たちの時代です。