悲喜交々

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 高校ラグビー大阪府予選決勝戦、近鉄花園ラグビー場に応援行ってきました。

 大阪府は3校が全国大会(いわゆる「花園」)に出ることができます。全国都道府県のうち大阪だけ突出してレベルが高いのです。

 ベスト4まで行った学校のうち3つがそのまま全国大会へ、というのではなく、最初から3ブロックに分かれてて(第1地区、第2地区、第3地区といいます)それぞれの優勝校が花園に行けるのです。どのブロックに入るかはそれまでの戦績によって毎年変わります。

 んで、第1~第3それぞれの決勝戦3試合が1日で行われます。好カード3連発。なんせ大阪府3地区の決勝戦といえば、全国大会の準決勝、決勝レベルのチームばっかし。ラグビーファン垂涎のお祭りです。

 しかし今年は第2地区決勝で我が学園の2高校が対決することになりました。あいにくと両校が同じ地区に入ってしまったので、仕方がないのです。うれしいながらも、なんとも複雑な気分。新聞には「兄弟対決」なんて書かれてました。

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 いずれ全国大会の決勝で当たる日が早くこないかな、なんて思ってます。

 さて、ちょっと早めにバックスタンドの応援席に入ったときは、まだ前の試合(第1地区決勝戦)やってて、後半始まったところでした。大阪桐蔭vs大阪朝高(朝鮮高級学校)の試合は桐蔭がリード。

 見やすそうなセンターライン付近まで行って「この辺でいいかな、よっこらしょ」と腰掛けてから見渡すと、なんと周りすべて朝高の応援団、それも生徒さんたちの真ん中に入ってしまってた。

 声援は大阪弁と朝鮮語が飛び交います。生徒の応援団は実に統制されててしかも皆さん声が大きい。朝鮮語の声援は当然何言ってるのかさっぱり分からん!?でしたが、必死に応援する雰囲気はじつにええもんです。部外者でも楽しく観てました。

 その第1試合は、朝高が2点ビハインドからノーサイド寸前のPKを決めてなんと20対19。1点差のサヨナラ勝ち。応援団、まぁ盛り上がること。そらそうでしょう、劣勢挽回して終了寸前の劇的逆点勝利なんて、ドラマにしてもクサすぎるような、すごい試合でしたもん。

 可哀想なのは、逆転負けの大阪桐蔭。応援席もダメージ大きく、そこここで泣いている生徒さんやお母さんたち。スポーツの残酷さを垣間見ました。

 

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katsuhiko

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奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

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