アムステルダム中央駅です。東京駅を設計した人がモデルにしたとかしなかったとか。いわれてみるとよく似てます。
公務予定の無い貴重な午後の時間。観光オプションではハイネケンビール工場見学→国立美術館の予定だったのですが、「ビール屋なんていいから、ゴッホ行こ、ゴッホ!」ということできゅうきょゴッホ美術館も追加で訪れることになりました。そらそうでしょ、国立のすぐそばなんやから。ビール工場にも結局入ったけど、「なんで金払ってコマーシャルを延々と見せられにゃならんのだ?」と皆さん散々な評価(^^;)。ジョッキを一人2杯試飲できたんですが、アテもなしでビール2杯も飲めっか!ってパスして、駆け抜けるように出てきました。
ハイネケン、国立美術館、ゴッホ美術館さらにコンセルトヘボウ。これらすべて徒歩圏内に集まって建ってます。
ビール工場を飛び出した一行は、突進してくる自転車に気をつけながら歩くことしばし、まず国立美術館です。建物も例によってかっこいいです。
クロークで荷物預けてたら、係の人「そのリュックも預かります」。展示されてる絵がほとんどむき出しなので、クルッと振り返ったはずみに傷つけてしまうことがあるんで、背負うのはダメなんだとか。なるほど。
「夜警」 レンブラントの代表作です。
有名な絵ですけど、ガイド氏の話がおもしろかった。自警団のメンバーが共同でレンブラントに発注したのに、真ん中の人だけ大っきくくっきり描いて不公平だ、金返せ!なんて騒ぎになったらしい。
AKBみたいにジャンケンでセンター決めたらよかったのに。
フェルメールの超有名なのが2点。しかし「手紙を読む女」(左側)の方は、あるべき壁面に小っちゃい写真が貼り付けてあって「貸し出し中」。なんのことはない京都でやっているフェルメール展にお出かけ中だそうです。残念。帰ってから行ってみよっと。
圧巻はお隣のゴッホ美術館でした。こちらは近代建築、すごく大きな建物。ゴッホだけでなく関連画家の作品やなんかも展示してますが、なんといってもゴッホ!中でもやっぱり「ひまわり」ですわ。バブルの頃、新宿安田火災ビルの東郷青児美術館で別の「ひわまり」観たときの感動を思い出しました。ほぼ同じ構図のこちらの「ひまわり」もスゴイ。
黄色、黄色、この黄色厚塗りの有無を言わせない迫力。実物はやはり圧倒されます。 左:東京 右:アムステルダム
美術館を裏手に抜けると、芝の公園の向こうにあこがれのコンセルトヘボウが建っています。ヨーロッパ屈指、クラシックファン垂涎のコンサートホール。実は日本出発前、事務局に相談したのですが、
「チケット買うし、なんとか時間とれんやろか」
「何言ってんすか、この日は夕方から公式ミーティングでしょ。そんな時間ありませんがな」
すげないお言葉。
千載一遇のチャンスを逃しました。ミーティングのあとはスキポール空港そばのホテルに移動して寝るだけ。明日はフィンランドです。
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