ブリュッセルとうちゃく。ベルギーは漢字だと白耳義と書くそうです。変なの。
ベルギー王国は言葉の違う2つの地方がとうとう分裂して連邦制国家になりました。つまり連邦制立憲君主国です。変なの。
日本でたとえるなら、関西弁圏が独立して自治政府をもち東京弁圏と連邦政府を形成し皇室を頂いて一国を成しているといったところ。そんな国に今回訪れるEU本部があり、EU大統領がいます。ヨーロッパの中心とも言えます。
ところが、去年総選挙があったのに、北部と南部の語圏対立から現在も政府が発足していないとか。政府がないのに国はちゃんと動いてます。変なの。
ブリュッセルは非常に雨が多く、年間100日以上雨が降っているとか。ヨーロッパの大台ヶ原みたいなとこです。この日も朝からどんよりで1日降ったりやんだりでした。午後少しだけ時間があったので街の中心をぶらついてみることに。
世界遺産「グランプラス」。世界で最も美しい広場のひとつということらしいです。なるほど取り囲む市庁舎やギルドハウスは歴史を感じます。
この広場に某有名チョコレート屋の本店があります。小っさ!!
連れの中には豪快に試食したのち大量に買い込む人も。おいおい、まだ先は長いのにずっと持って行くつもりかい?
お約束どおり、食べ物横町の「イロ・サクレ地区」を抜けて行きます。ガイド氏曰く「一見オシャレな街ですが、何がでてくるか分からないのでここでの食事はお勧めできません」
小便小僧が現れました。「おまえにはがっかりだ」
近くに「小便少女」も。何故かこちらは鉄格子の中に厳重に鎮座しています。
80年代に客寄せ目的で作られたそうです。誰かとめなかったのか!
遅めの食事は、昼食にお勧めという白ビールつきで。カモは美味しかったのですが、
「濃いめの食事」「パンはあまり食べない、もちろんお米のご飯はない」「その分ビールの量は増える」「仕事はそこそこキツイ、睡眠時間は約3割減少」「体調はすこぶる快調」 この調子で10日間、果たして体重は減るのか増えるのか。
ベルギーってヘンな国。
小便少女はひどい。
白ビールが気になる。エールかな?フルーティだったですか?
言われればじゃっかん白っぽく見えるビールです。かすかに柑橘系フレーバーでとても美味しかった。ALC.4.9°とやや軽めなので、お昼向きなのかな。
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このときに一緒にいたガイド氏はベルギー在住30年という日本人の方だったのですが、実は、氏一押しの「最高のビール」というのも飲んでみました。
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こ~れは美味かった。芳醇、濃厚、フルーティ。帰国後もなんとか手に入れようと堅く心に誓うと同時に、ベルギービールの奥深さの一端を感じました。