無事に帰ってまいりました。
仕事もそれなりに順調に進み、体調を崩すこともなく、初めての欧州出張にしては満足のいくものとなりました。
台風12号で出発が1日延びた!と思ってたら、座席が揃わないとかでさらに1日延び、結局月曜の出発、日程2日短縮となってしまいました。
公務びっしりで慌ただしい日程となりましたが、ほんの少し空いた時間に訪れた街をぶらぶらと散策できました。しばらくは初ヨーロッパの記録を綴ることになりそうです。
実は業務用にパソコン持参してたので、旅先でも更新できたのですが、なにせ毎日時間が足りずホテルに帰るのが真夜中過ぎになるもんだから、次の日の予定を思うととっとと寝てしまわねば、ということでずっとサボっていた次第です。
そんなわけで今日はロンドン。雨です。霧の都の面目躍如かな。
英国は日本と似ています。島国、立憲君主制、歴史と伝統を重んじる、車が左側通行、ポストが赤い、かつての「英国病」は今の日本そっくりですよね。
名物のダブルデッカーは、本当にそこいら中走ってますね。乗るチャンスはなかったけど。
タクシーはすべてクラシックタイプで、運転席と後部の乗車スペースが完全に分離してます。5人乗りだけど、対面式で5人が楽に座れます。これは楽だゎ。
前部の座席とは透明の隔壁で仕切られてます。小っさい窓が切られてるだけで、運転手とのお話や支払いはここから行います。助手席は荷物置き場なんで乗ることはできません。もちろんドアは手動やし、これでは料金払わずにスタコラなんて奴が...とか心配してしまうけど、ジェントルマンの都ではそんなヤカラはいないんでしょね、きっと。
一緒にいた詳しい人に聞いたところ、ロンドンタクシーの運転手さんはライセンスが非常に難しくて、ロンドン中の道や街をくまなく理解していることが求められるらしい。そのせいかプライドも高く、ある意味英国人のあこがれの職業なんだとか。
街並みの建物は赤い煉瓦造りが多いのは予想どおりでしたが、皆一様に窓枠が白い。アルミサッシなど見当たらない。ガイドさんに「どして?」って聞いたら「さあ...?」 オイッ^^;)。
ガイド氏にしたら「何を当たり前のことを」ということなんでしょか。
ロンドン大学ではセッションの合間の昼食、学食で勝手にどうぞっ、てことでした。
その不味さでは世界に悪名高いイギリス料理にはじめての挑戦だったのですが、アニはからんやここで食べたシェパーズパイは出張期間中に摂った食事でも最高に美味しかったうちのひとつです。
「英国の伝統的家庭料理」と説明のポップがついてました。マッシュポテトと牛挽肉を重ねてオーブンで焼いた簡単な代物。素朴な味good!。
大体、トラディショナルな料理って凝ったもんは無いですよね。なんちゃらソースとか秘伝の出汁とかでゴテゴテしたお料理よりも、こういうのんが好きです。
このパブで一杯ひっかけて帰りました。Public House。イギリスの赤提灯。食べ物はほとんどありません。
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