2024年8月アーカイブ

祭のあと

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 夏が終わっていきます。

 奈良県在住の友人が、夏は祇園さんで始まって愛宕さんで終わると言ってました。祇園祭といえば京都三大祭の一角にして日本三大祭のひとつ、いわば日本最大のお祭りですが、奈良県にも祇園祭があると教えてもらいました。調べてみると、くんなか(奈良盆地)のド真ん中にある田原本という町の津島神社というお宮さんの夏祭で、わりと規模が大きいらしい。

 一方、アタゴさんとゆうのんは、奈良県橿原市の中心部に鎮座まします愛宕神社の例祭で、8月23日から2日間行われます。わたくしの地元ではないものの、通ってた高校がすぐ近くにあったのでよく行きました。確かに、残暑が厳しい中にもときおりふくそよ風に秋の風情を感じた、あの空気感を覚えています。ojizousan.png

 関西一円で夏のお祭りといえば、地蔵盆でしょう。八月下旬に行われる子どもが主役のお祭りで、地域のお地蔵さんを祠から出してお奉りします。子どもたちはお供え物のお下がりを目当てにワラワラと集まってくるわけです。

 わたしも子どものころには多分に漏れず、盆踊りとともに楽しみにしてたイベントでした。しかし楽しい反面地蔵盆は、永遠に続くかとも思われた長い夏休みがもうすぐ終わるぞよ、という残酷な現実を子どもにつきつける日でもありました。

「あ"ーー宿題できてないっっっ」夏の終わりは淋しかった。

 その淋しさは、たくさん歌にもなってます。われわれ昭和世代では、このあたりが定番でしょう。

ZONE secret base ~君がくれたもの~

山下達郎 さよなら夏の日

夏の終わりのハーモニー 井上陽水・安全地帯

 せつなさがつのりますねー

 夏の終わりはいわば、祭りの終わりともいえます。「ハレ」と「ケ」の移行は古来日本人が八百万の神々との関わりの中で築き上げけきた絶妙な生活感覚です。お祭りは楽しいけど、毎日ハレの日が続き、ハイな気分ぶっ通しでは疲れてしまいます。何事もウォームアップとクールダウンが必要なのです。

桑田佳祐 祭りのあと

吉田拓郎  祭りのあと

どちらも、カラオケではよく歌います。

 パリ・オリンピックが終わってしまいました。始まったときにわたし「日本は金メダル十数個か、それでもりっぱなもんです」と予想しました。ところが、なんと目標の20個をみごとにクリア。国別の金メダル獲得数で米国と中国に続く世界第3位と、すごい成績で帰ってきました。haruna.jpg

 なんということでありましょうか。いつの間に日本はこんなスポーツ大国となってしまったのか。ドイツやイギリスなど欧州の強豪国、そして開催国のフランスをも上回るなんて、いったい誰が予想したでしょうか。しかも、当初期待されてた柔道やバレーボールや水泳などが振るわなかった中でこの結果です。もし有力種目で期待どおりの結果が出てたらと思うと、日本のスポーツ界のポテンシャルは、ほんとに高まったと言えます。経済が落ち込んで国力が低下する一方で、野球だけでなくさまざまな種目が世界で通用するレベルに達していることはなんとも嬉しい。失われた30年の後遺症に苦しむ日本社会にあって、これほどの感動と勇気と希望を与えてくれた日本代表の選手たちに最大限のアッパレをあげたい。この調子でパラリンピックもメダルラッシュを期待したいと思います。

 さて、お盆の連休も今日でおしまいですが、皆が仕事休んでるさなかに岸田首相が突然「もう、やんぺ」と会見しました。次の自民党総裁選挙に立候補しませんと。オリンピックが終わったタイミングで満を持して表明した格好です。

 つまり、日本の総理大臣がまた交代するということです。岸田さんは3年ほどやってたそうです。そんなになるか。安倍さんみたいにぐいぐいくるリーダーシップは感じませんでしたが、凋落著しい自民党にあって海千山千の党議員の統率を3年間もこなしてきたわけで、それはそれで大したもんです。

 どんな場合でも、選挙は現職が強いのは世の常です。岸田さんも総裁選に立候補すればおそらく勝ってたでしょう。しかし、現下自民党に対する国民の目線はなかなかに厳しい。この状態で総選挙になったらおそらく惨敗する。その場合の風当たり考えると、このタイミングで次の人の責任にしてしもたほうが利口やと。まあ、正しい判断と言えます。そもそも、自民党が今の窮状に陥ったのは、共産党にすっぱ抜かれた例の裏金問題のせいです。これは、連綿と続いてきた党の金権体質、カネに汚い自民党議員共通の習性の為せるわざであって、なにも岸田さんのせいではありません。しかし、そこで政治とカネの問題に国民が少しでも納得するだけの策を打てたら首相を続けられたのに、自党のカネの亡者たちに対してそこまでのリーダーシップは発揮できなかったと。仕方ないところです。まあ、お疲れ様でした。

 突然の政局に、例によって野党や左派マスコミの言いようがひどい。在任中は「やめろやめろ」と大騒ぎしてたくせに、辞めますと言ったらこんどは「なんでやめるのか、けしからん」ですからまったく馬鹿にした話ですわ。朝日新聞なんかは「高校野球やってる最中に表明しやがって。野球の記事減らさんとあかんやんか」といったところか。朝日に対するいやがらせは奏功したわけで、この点は岸田さんナイスです。

fired.jpg さあ、そうなると次の総理総裁がいったい誰がなるのか。現職が出ないわけですから現総裁に対する遠慮が全く要らない、本命不在の混戦です。逆にいえば立候補が取り沙汰されてる連中みなが大したことなくて、どんぐりの背比べやとも言えます。いろんな人の名前が上がってますが、皆さんいきなり棚から牡丹餅が降ってきたわけで、お盆休み気分も吹っ飛んでアドレナリン出まくり状態でしょう。 

 党の総裁は公職ではありませんから、その選挙は、道義的にはダメでも法的には買収でも恫喝でもなんでもアリなんです。実弾攻撃は当然のこと「私を推してくれたら、おたくにもおいしい役職を約束しますぜ」こっちの方が効きそうでうすね。まあ、ドングリが何人出てくるのかまだ分かりませんが、しばらくいい夢みてください。

 辞めるといえば、秘書の給与名目で公費をネコババしてた何とかいう参議院議員もとうとう白旗を挙げて議員辞職するとか。まあ、犯罪に手を染めたらどう転んでもただ離党しただけでは済まない、はじめから分かってたことで、時間の問題でした。

 一方、パワハラとおねだりで多方面から完全に愛想を尽かされた兵庫県の知事はまだ頑張ってるみたいですね。少しでも我慢すればその期間の分だけ退職金がじわじわと増えるからです。「有権者の付託を受けて当選したからには、簡単に辞めるわけにはいかない」とか言ってますが、延命の苦しい口実に過ぎません。有権者が現時点で自身に期待しているかどうか、フタクなんてもんが今あるのか無いのか、このバカにももう分かってるはずなんです。百条委員会など周りの仕事が増えるだけなんで、これ以上迷惑をかけないうちに、みっともないからさっさと辞めておしまいなさい。

 日本列島とうとうお盆休みに突入です。おそらくは今週いっぱいお休みというところが多いのではないでしょうか。暑い中気になったことどもを記します。

 やはりオリンピック、今日最終日らしいですが日本代表の活躍が目立ちます。メダルラッシュで、国別の金メダル獲得数ではなんと米中についで3番目につけてます。海外で開催された五輪のメダル獲得数を更新したとか。日本はこんなに強かったのか。うれしい。阪神タイガースが負けた翌日は、新聞のスポーツ欄は読まないことにしてますが、最近はどしても読みふけってしまいます。ちなみにこの時期朝日はオリンピックと高校野球とプロ野球の記事で紙面の半分くらい埋めてて、もはやスポーツ新聞と化してます。gorinki.jpg

 日本の夏は祈りの季節です。ご先祖様が帰ってくるお盆のさ中に終戦記念日があり、国中が鎮魂の祈りに包まれます。さらに先んじて広島、長崎の原爆の日があります。長崎市がイスラエルの大使を招待しなかったことが取り沙汰されてます。あろうことか、それに抗議して欧米各国とEUの大使が式典をボイコットしたといいます。つまり欧米西側の各国はやはりイスラエルの味方で、ガザ地区でジュノサイドを続けている非人道的犯罪国家の肩を持つというわけです。世界はユダヤ人の手中にあるということを冷徹に示しています。何回か書いてるますが、パレスチナの悲劇はただ一元的にイスラエルが悪い。そしてかの国を擁護容認する米国も悪い。さらに中東紛争の原因を作り最も責任が重いイギリスも、今回右へ倣えで式典をボイコットしました。ひどい話です。長崎市長は、政治的な判断ではなくて、式典を無事に遂行するためという趣旨の理由を述べてます。しかし、この際はっきり、イスラエルが現在続けている蛮行に抗議するためと言明してほしいもんです。

 膠着状態が続くウクライナ戦争では、ウクライナ軍が国境を越えてロシア領内で多くの集落を制圧し始めて、プーチンは衝撃を受けてるらしい。がんばれウクライナ。ロシアは今大会もオリンピック参加を認められませんでした。国家組織的なドーピング違反が理由ですが、世界のひとびとにはウクライナ侵略の当事者なんかには参加を認めないという印象が浸透しました。独裁者の跋扈を是認する邪悪な国家は平和の祭典には必要ありません。理由がなんであれロシアがいないオリンピックは非常に清々しい。IOCははっきりと、ウクライナ侵略を直ちにやめて損害を賠償しない限り、いかなる国際大会への参加も認めないと、はっきり表明するべきです。

 日本国内では、やはり宮崎の地震が気になります。気象庁は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」と、初めて臨時情報を出しました。「新たな大規模地震が発生する可能性が平常時と比べて数倍高まっている」ということで、「こんどこそひょっとしたら南海トラフとちゃうか」というわけです。地震だけは防ぎようがない。私んちはおかげ様で津波も原発も直撃の心配はありませんが、せめて逃げ方の確認と防災グッズの備えはやっとこと思います。

暑いぞ。

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 パリ・オリンピック、盛り上がってまいりました。先週競技開始の序盤戦、国別の金メダル獲得数、日本が4個でなんとトップに立った!と産経新聞が書いてました。さすがは産経。ペナントレース1日目が終わった時点で「3チームが首位に並ぶ混戦模様です!」というわけです。

 一方、朝日新聞はそもそも、国別のメダルの数を全く載せません。例によって左方向からの風に吹かれて「国対抗でメダルの数を競うことに意味があるのでしょうか」という趣向でしょう。ホントに朝日はオリンピックがお嫌いらしい。五輪なんかに興味を注がずに、うちがやってる甲子園大会の方をもっと見てねと。球児たちの青春を儲けの種に利用する、商業主義の権化は健在です。

 オリンピックではいつも、日本のメダル数は開会と同時にグッと伸びてその後尻すぼみという気がします。多分、日程的に柔道や体操など得意競技が早い日程で行われることによる現象でしょう。終わってみたら、金メダル10数個といったところでしょうか。それでも立派なもんです。まだしばらく楽しめます。

 さて、連日猛暑が続いています。7月は気象庁が統計を取り始めて以来、126年間で最も暑かったらしい。今後地球の温暖化がどんどん進み、気温は毎年キャリアハイを更新していくことでしょう。

 熱中症で搬送される人の数もうなぎ上りということです。お年寄りなんかは命に関わる。sick_atsui_businessman.pngその昔は日射病と言ってましたが、最近では呼称が変わりました。直射日光だけが原因ではないということか。そういえば、気象予報で熱中症警戒アラートや大雨洪水などの気象警報も、かつては「発令されました」と言ってたのに、いつのころからか「発表されました」へと変化しました。これについては、わたしは非常に違和感があります。警報はやっぱり、発表やなくて発令するものです。

 それはおいといて、いつからこんなに暑くなったかなあ。昔の話をするのもなんですが、わたしがこどもの頃に育った山あいの家には、もちろんエアコンなどなく、夏はせめてもの工夫として子供部屋があった2階ではなくて1階の居間に布団敷いて寝てました。文明の利器である扇風機にあたりながら、蚊取り線香の香りの中で爆睡してました。年代物の扇風機はクビを振ると左右のみならず上下に小刻みに震えて、強風にすると振動で自らがガタガタ歩き出す代物でした。庭の泉水にはスイカが浸けてあって、ヒグラシの大合唱を聴きながらシャクシャク食べて種を庭に飛ばしてたことを思い出します。まさに、よしだたくろうの「夏休み」の世界でした。思い出すに、確かに暑かった。しかし、今の、これほどの暑さではなかった。まだ、人が我満できる世界でした。

 今や摂氏38度以上の予報なんて珍しくもない。これはあってはならない暑さです。地球さんはちょっと考えて、手加減していただきたい。だって体温より気温が高いわけやから、となりにいる人とお互い抱き合ってるほうが涼しいことになります。街を行く人たちが暑さに耐えかねて、とつぜんそばにいる人に抱きつき始めたら社会秩序が崩壊します。異常な日常をわれわれは過ごしているのです。

 そんなバカなことを考えてしまうのも、きっとこの暑さのせいです。まもなく、長いお盆休みに突入しますが、テレビのニュースの進言に従い、外出は極力控えエアコンを我満せずに快適な部屋の中でぢっとしてることといたします。

WELCOME

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PROFILE

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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