総選挙が終わって、巷に静かな日々が戻ってきました。結果については予想通りといえばあまりにも予想どおりであって、あえていまさら感想を記す気にもなりません。しいて言うならば新しく出現した立憲民主党には世の寵児として、単にリベラルの受け皿に止まることなく近い将来自民党に対抗できる政党に成長してほしいもんです。
また、共産党の衰退は望外の吉事でした。安倍総理への個人攻撃を選挙戦最大の争点に掲げ、またぞろ国民に党の本性を隠匿して選挙に臨んだ結果がこれです。日本国民をばかにしてもらっては困ります。天皇制廃止、私有財産の否定を標ぼうし共産主義革命の成就をその使命と心得る反日暴力集団にうかうかと騙される国民は確実に減っているのです。
投開票日に超大型の台風21号が直撃したことも、前代未聞の出来事ではありました。テレビも新聞も選挙、台風というどっちもトップニュースとして主役を張れる出来事を並行して報道するもったいない話になりました。選挙優先で避難の呼びかけがなおざりになったり、被災状況が後回しになったことにより報道姿勢に非難が集まったのは当然といえるでしょう。マスコミは大いに反省してもらいたい。
さて、済んでしまった選挙のことよりも、先週末「ゴルゴ13連載50周年記念特別展」に行ってきたので、今日はそのことを書かねばなりません。
かなり前にも書きましたようにわたしはゴルゴに心酔するファンであり、このイベントには是非とも参加しなければならないと思ってたところ、なんと関連企業から招待券をいただくという幸運が重なりました。台風が近づき強い雨が間断なく降り続く中、うちの奥さん連れて会場の天保山大阪文化館に出かけましたよ。
お天気の影響で周辺は人影もまばら。会場内も土曜日にも拘わらず思いのほか空いてました。これはラッキー、ゆっくりと展示を楽しめました。
大量のコミックの原画が開場内一面に展示されてます。ひとつひとつが超貴重なお宝です。これまでビッグ・コミック誌や別冊の特集ですべて読んでいるので知らない作品はありません。ほとんどの場面を覚えています。印刷されるとすっきりきれいになる作画も、原画ではホワイトで入念に修正されていたり、鉛筆の下書きがはっきりと残っていたりと、まさに作者さいとうたかを氏の息遣いが克明に伝わってきます。これは想像以上にすごい。できることならこの多くの原画のうちどれでもええから一枚分けてほしいなあなんて一瞬思いましたが、仮に市場に出たとしたらここに展示されている1枚1枚に空前の高値がつくことでしょう。
興奮しながら、じっくりとひとつずつ時間をかけて見入っている私を後ろから眺めていた奥さんが、ため息まじりにひと言、
「楽しい?」
まあ、ね。わが国のコミック界の歴史に燦然と君臨し、その人気今なお衰えない国民的作家の偉業であっても、興味のない人にしてみればそんなもんなんです。何に食指を動かされるかはまさに人それぞれであって、自分の趣味、趣向をムリにひとに勧めすぎると往々にして悪い結果に至ることになります。
制作過程、登場する女性、関連企画・グッズなどさまざまなテーマを絞って作品の魅力に迫る多くのコーナーがあり、それぞれに興味深い。中でもゴルゴの愛銃アーマライトM16はじめ作品に登場した銃の展示が充実してました。作品を詳細に分析していることが覗えます。もちろんすべてモデルガンですがこれだけの量と質を揃えることは相当に困難であったと思われます。多くのコーナーの中でも出色の出来といえます。実際にM16(繰り返すけどモデルガンです)に触れるコーナーがあったんで、構えて照準を除いてみました。実際の人生の中では絶対に起こりえないシチュエイションであります。神の領域の超絶テクニックを駆使し、1発の銃弾で世界情勢を覆すスナイパー、ゴルゴになったつもりで...。
重い。ムリです。わたしはスナイパーには向いてない。今後もいち読者として末永くゴルゴの活躍を楽しむことといたします。
昔の夕暮れ時は現代よりもはるかに暗くて、黄昏(たそがれ)どきは「誰そ彼」どき、つまり夕闇にまぎれて誰だか分からなくなる時間帯という意味で、これに対して明け方の暗さを同様に「彼は誰(かわたれ)」どきと言います。美しい日本語です。しかし、そんな風に暗くて辺りが見えにくくなる頃合いには魔性のものが現れるという意味で「逢魔が刻(おうまがとき)」ともいうそうです。昔の人は、夕暮れには単に淋しいのみならず、神秘的な風情をも感じていたわけです。
今日はセ・リーグのクライマックスシリーズ、ファーストステージの第2戦、甲子園球場に出かける予定なんですが、朝から雨模様で、はたして試合は行われるのかなんとも心配です。もし雨天順延なら、明日ナイトゲーム観戦となります。どっちでもいいけどやっぱりこの時期はお昼にゆっくりと観たいもんです。


そして、つぶさにその経歴をじっくりと辿ってみると、転機にはそのときそのときの政局、政治環境、時流、世評などを実に巧みに読み切って身の振り方を決しており一度も失敗してません。みごとなもんです。その結果、現時点では東京都知事と同時に自民党に対抗しようかという政治勢力のトップに収まってます。脇もしっかり固めてて、多くのバカ議員のようにスキャンダルで足を掬われることもありません。
そんなありえない国、あるいは常軌を逸した独裁者が、核を持ちミサイルを持ちということになると、隣国のわが日本としては危なっかしくてしょうがない。アメリカよ、イラクやリビアのときみたいにさっさとこの国を地図から消してくれ、というのが日本人多くの思いではあります。