仕事のことの最近のブログ記事

 緊急事態宣言が出て、都府県は独自に緊急事態措置としていろんなところに自粛要請を発令しました。公共施設は閉鎖され、大小小売店、飲食店は軒並み閉店、学校も休業状態です。未曽有の異常事態です。コンサート、ライブはすべて中止、延期となっています。アーティストは言うにおよばず、公演の関係者も過去経験のない大打撃をこうむっています。

20200407_104711589_iOS.jpg 来週土曜日に行くつもりしてたフェスティバルホールでのコンサートもやはりというか、延期になりました。延期と言っても1年近く先のしかも平日ということで、「チケットはそのままでご入場いただけます」と言われても、これはもう多分行けません。しゃあないんで払戻ししてもらうことにして先週、ホールまで行ってきました。またコロナ収まったら改めて買うことにします。

 イベントの無い日に劇場に来ることなどまず無いわけで、普段にぎやかなだけに、逆にひっそり閑として実に淋しい。この大階段とホワイエが観客で溢れる日は、いったいいつになるのでしょうか。

 政府は人との接触7~8割減らせと求めてますが、仕事によってはそんなわけにはいかないことも多々あると思います。わたしも今週から在宅勤務となりました。こんな不自由な状態で何とか頑張っていくことが、コロナとの闘いそのものであると奮起して勤しむことといたしましょう。

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 テレワークは以前にもやったことがあります。そのときは、働き方改革の推進の一環ととしての試行でしたが今回はいわば本番です。職場から配給のノートパソコンにも自分のmacbookにもカメラとマイクは付いてるんで、自宅に限らずどこにいてもノートで会議など顔見て話すことができます。しかし、やはり慣れたデスクトップパソコンの方が仕事は捗ります。そこで書斎の母艦機にwebカメラとマイクを取り付けてテレワーク環境を構築しようと思い立ったのが先週のはじめ。マイクはあるけどカメラが無いので、早速買おうということで通販サイト...って、無い、無いやんか。なんと、webカメラどこも売り切れてるやないですか。

 今、日本のほぼすべての大学でまともに授業ができていません。学生さんたちは自宅でパソコンに向かって遠隔授業を受講しています。20200411_091952423_iOS.jpg

 そう、皆さん考えることは同じで、一斉にテレワークの必要が高まり、さらに学生・生徒諸君のオンライン授業にも必要ということで、webカメラの需要が一気に高まったのです。マスク、消毒グッズの次はテレワークグッズというわけです。大衆の消費行動の何と分かり易いことか。

 通販サイトは軒並み在庫切れ。あっても海外から発送で納期が数カ月先なんてのばっかり。やむなくオークションサイトで未開封新品の型落ち品を探し出し、何とか購入できました。

 テレワークでも、やるべき仕事の量はあまり変わりません。環境を変えることで何か変わったアイデアでも発掘できるれば儲けもんです。わざわい転じて福となるよう、ポジティブ思考でいくことにしましょう。

 ちょっと事情がありまして、力仕事をしてまいりました。

 さきの西日本豪雨で土砂崩れの膨大な泥がキャンパスに流れ込み、未曾有の被害を受けた大学でその泥を運び出す作業を応援に今日行ってまいりまして、今時分のブログ更新となった次第です。20180715_011330971_iOS.jpg

 この、山から流れ落ちてきた土砂というのが実にくせ者で、「真砂土」という、粒子がとても細かくて土木工事や園芸で使うのには非常に適した粘土質の土なんですが、望まないカタチで堆積してしまうと何とも厄介なのです。重くて、乾くとまるでレンガを重ねたように硬く固まってしまいます。スコップで掘り返すのは相当な重労働なのです。

 もちろん土砂撤去の主たる作業は大型の重機でガガガッとやってしまうのですが、細かな部分はどうしても人の手でやる必要があります。写真のような駐車場のブロックの隅なんかは遺跡発掘よろしくシャベルでちまちまとやるわけです。

 ところで、この「スコップ」と「シャベル」どっちがどうよということは長年の論争を経て決着がついていません。邪馬台国みたいなもんです。ググってみると公式なJIS規格では、足をかける部分があるものを「シャベル(ショベル)」、ないものを「スコップ」というそうでどっちも大きいのんを指すそうです。で、片手で持って使う例の小さいやつは「移植ゴテ」というそうです。へー、そうなんや知らんかった。けど、関東と関西では大小の呼び名が逆とかも言われてますし、わたしはというとこれまで「スコップの大きいやつ」と「小さいやつ」で意思疎通を図ってきました。「移植ゴテ」なんて聞いたことない。専門的な医療器具かと思てまうわ。img_0-min-1.jpg

 さて、普段力仕事などまったくしない上に気温が体温を上回る記録的な猛暑の中ということもあり、終わったあとは文字通りヘロヘロんなってしまいました。

 おびただしい量の土砂を押し流し人の生活を破壊するのも自然の営みならば、それを跳ね返す意欲と智力と体力を人に与えたのもまた自然の意思やということは、考えてみればおもしろい。さらに、ガテン系のお兄さんたちはこんなことを毎日やったはるわけで、わたしといえども慣れれば連日でできるように...ならんやろなぁ。

 少しずつ暖かくなってきてんのかいなと思てたら爆弾低気圧が北日本を通過し、数十年ぶりの猛吹雪に見舞われたのが先週のこと。うって変わって今日はずいぶんと暖かくなりました。ところが今週はまた寒くなるとかで、三寒四温の時期を経て本格的な春の訪れはもう少し先のようです。

20180304_015744606_iOS.jpg さて、大阪市は今、2025年の万国博覧会の開催地招致活動を進めています。それに関連して、「2025万博『大阪・関西に来てや!』プロジェクト in 千林商店街」という企画が昨日ありまして、これに参加してまいりました。大阪商工会議所と千林商店街の共催です。

 オリンピックの開催都市を国際オリンピック委員会が決定するように、万博を「次、どこでやろっかな~」と決めるのは博覧会国際事務局(BIE)という団体やそうです。パリに本部があるとかで、このBIEが今回の候補地の視察のため大阪に来るってことになってて、そのタイミングに合わせてイベントを開催し、「大阪、こんなに盛り上がってまっせ~!」をアピールするために、昨日のイベントは行われたのです。

 2025年の万博には大阪のほかロシアのエカテリンブルグとアゼルバイジャンのバクーが立候補してます。バクーは大きな油田があることを高校時代に習いました。実はフランスのパリも手を上げてたんですが、懐具合が厳しいとかで先日立候補を取り下げました。パリは2020年東京五輪の次、2024年のオリンピック開催が決まってるんでまあ、確かに2年続けてはしんどいのかと思います。これで大阪の当選確率がグッと上がりました。

 さて、イベントは決起集会に続いてマーチングバンドのパレードが商店街を進み、誘致ムードというよりお祭りムードがいやがうえにもは盛り上がり、想定通りの効果があったように思います。同時に100円均一の商品をたくさん特売する「100円商店街」などの企画も実施しました。商店街としては、7年先の万博による経済効果もさることながら、今日の盛り上がりで商売繁盛をという思惑です。大変な人出でみなさんホクホクでした。20180304_025540528_iOS.jpg

 このパレードでは、1970年の大阪万博の際にパビリオンのコンパニオン(当時は「ホステス」と呼んでました)が実際に着ていたコスチュームを着たモデルたちも行進しました。レプリカではなく実物やそうです。公式な保存資料ではなく、ある万博グッズコレクターが保存していた逸品なのですが、よくまあ残ってたと思います。この方、全部で40着ほど所持しているそうです。スゴ。

 前回の大阪万博といえば、48年前ですからリアルタイムで知ってる人は50代後半以上の熟年層だけということになります。わたし8歳、小学校3年生のときでした。行きましたよ、母に連れられて。阪急電車が千里丘陵の万博会場に近づくにつれて車窓に現れた巨大なパビリオン群を目の当りにし、胸ときめいたものです。開場内そこここで見かけた当時珍しかった外国人の姿、アメリカ館、ソ連館入場待ちの長蛇の列。今でも鮮明に覚えています。最近は新しいことを全然覚えないのに、やはり幼き日々の記憶はすごいと思います。

 昨日、会場での主催者あいさつにもあったのですが、70年の大阪万博の頃わが国は高度経済成長の真っただ中、日本中にワクワク感が満ち溢れてとてつもなく元気な時代でした。インターネットもスマホもない時代を国民みなが何らの不自由を感じずに、決して豊かではないけど充実した日々を送っていたのです。そんな頃に、素晴らしい未来の生活を彷彿させるEXPO'70という実にタイムリーな、それも世界規模の大イベントが絶妙のタイミングで開催されたことになります。当然のように日本中の人が万博会場にわれもわれもと押し寄せ、結果的に半年間の会期でのべ入場者数実に6,400万人という、日本史上空前にして絶後のイベントとなったのです。20180304_025614582_iOS.jpg

 その後もわが国は1985年つくば科学万博、1990年大阪花と緑博、2005年愛知万博と国際博覧会を経験してきました。どれもそれなりに盛り上がって成功裡に終わってはいるものの、やはりそのインパクトにおいて「1970年のコンニチワ」には比べるべくもありません。

 仮に2025年、首尾よく大阪開催に決まったとして、「連れてって~」とせがむ子供たちの数が70年当時の半分以下に減っており、また今や娯楽の選択肢も当時の比ではないので、再び日本国民の半数以上が会場に足を運ぶような事態にはならないとは思います。しかし、あの元気がよかった70年代の社会に満ち溢れた高揚感が得られるとするならば、今の日本の閉そく感を打ち破ってくれる期待もまた大きいのです。

「東京でオリンピック、大阪で万博」の夢よ再び。

 今日は朝から所用あり、散歩かねて近所に出かけたり、なんだかんだやってるうちにブログの更新がこんな時間になってしまいました。最近仕事が忙しく、アフタファイブのお付き合いも連なりで連日帰宅が遅くなって、気をつけてはいたのにどうやらちょっと風邪意味でもあります。なもんで、せっかくの週末ではありますが、お天気が悪いこともあり自宅でおとなしくしていたようなわけです。
 
 さて、昨日のこと。某政治家の政治資金パーティーに参加してまいりました。
 
 わたし自身は別にその方の支持者でもなんでもないのですが、例によって仕事上のいろんなしがらみがあったわけなんです。pirty.jpg
 
 戦後、自民党政権が長く続き、政治とカネの問題が取りざたされて以降、政治献金については多少は是正されてきました。したがって「政治資金パーティー」なんていかにも胡散臭さ満点の響きですが、なんと政治資金規正法で規定されたれっきとした政治用語、法律用語なのです。法令で厳しく禁止されているのかと思いきや、規制法は「政治資金パーティー(略)…は、政治団体によつて開催されるようにしなければならない。 」と定めてます。つまり禁止されているどころか、「やってもいいよ」という積極的な根拠があるのです。
 
 やってることは、政治献金集めのための方便であって、政治家がただ「寄附してください」なんていうとあまりに露骨でまた気が引けることもあるので、有料のパーティーにお誘いする体にして参加費と実施経費の差額をふところに入れるという仕組みで、まあ実に下品なやり方といえます。それがなんと法律で認められており、はばかることなく堂々と行えるわけでなんです。
 
 かくして政治屋さんたちは「パーティー券買ってくださ~い」なんて企業に頭を下げて回ることになります。以前にも書きましたが、企業・団体の政治献金なんて言ってみれば賄賂ですから、賄賂の集金方法について国がお墨付きを与えていることになります。
 
 有権者の個々人が本当に政治家の主義・主張・政策に感銘し素直に応援したいということであれば、政治献金大いに結構です。募金・寄附の文化を醸成していくことは社会の成熟と正義の実現に向けて効果的であると思います。しかし、企業が自社に都合のいい政策を誘導するために決定権者にカネを差し出すことは、どんな理屈を捏ねてみてもそれは薄汚い賄賂以外のなにものでもありません。こんなことやってちゃいつまでたっても日本の政治はよくなりません。
 
 企業・団体献金を全面的に禁止する政党があればぜひとも応援したいところですが、今のところ日本共産党しか知りません。共産党は政党交付金も受け取らず、機関紙(赤旗)の売り上げと党員の会費だけで賄ってるそうで、それはそれで大したもんやとは思うものの、お上にたてつくことが身上の暴力革命集団としては至極当然のことともいえます。残念ながらその思想・信条は日本人のひとりとして到底支持できるものではありません。
 
 自分もそのパーティーに参加しておきながらなにを言う~、とのツッコミが聞こえてきそうですので、これくらいにしておきます

胸骨圧迫

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IMG_7533.jpg 窓から差し込む日差しも穏やかな、いいお天気の朝となりました。運動不足解消を目論み、どこかハイキングにでも行こうかと思いながらぼんやりしてる間に時間が経っていきます。まあお出かけは午後からということで、まずブログの更新をと。
 
 昨日、「普通救命講習」というのんに行ってきました。
 
 3カ月ほど前のエントリーで「防災士」講習を受講したこと書きましたが、実はそれだけではダメでして、消防署で救命講習を受講してめでたく防災士の資格が得られるのです。
 
 で、わたしの場合タイミングがあわずなかなか受講できずにいたところ、このほどやっと近所の消防署に行ってきたというわけです。
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 救急救命といえばこれまでにも職場で何回か「AED」の講習がありました。今や街なかや役所、学校、公民館などの公共施設にはほぼ設置されてるこのAED、ここ10年ほどで急速に普及しました。そのきっかけとなったのが、2002年に高円宮憲仁親王殿下がカナダ大使館でスカッシュを練習中に倒れられて薨去されたことやそうです。この出来事をきっかけにして「心室細動」という言葉も急速に拡がり、対処の方法についての講習会が行われるようになったとか。
 
 急病人に遭遇したとき、まず119番に通報することは社会人の常識として100%浸透していますが、より確実に命を救うために救急車が来るまでにできることはないのかということで、この救急救命について多くの人に習得させようというのが昨今の世の流れなわけです。意識と呼吸がなくなった人をそのまま放っておけば死に至る可能性が極めて高い。救急車を待つ間に必要な措置を講ずれば、救命の可能性は飛躍的に高まるのです。何をするか。胸骨圧迫と人口呼吸、そしてAEDによる心蘇生なのです。
 
 これまでは「心臓マッサージ」とかいわれてましたが、胸骨圧迫と言ったほうがイメージしやすい。マッサージなんてもんじゃない、胸の真ん中を骨も折れよとばかりに思いっきり押し下げて、止まっちゃった心臓を人工的に拍動させるのです。全身に血液を送り出せるほどの強さがないといけないわけで、じっさいにやってみるとこれは想像以上に疲れる作業やと分かりました。日本の救急車来るまでの平均時間はなんとほぼ8分やそうです。早い。しかし、8分間この作業を続けることはひとりでは至難の業です。とても体力が持ちません。
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 しかも、30回ごとに人工呼吸2回を挟んでこれを延々繰り返します。そうこうするうちに誰かがAEDを探して持ってくるので、これを装着して電気ショックによる蘇生の作業も行います。電気ショックが必要かどうかはAEDが判断してくれます。「電気いらないよ」という場合でも、また「電気打ちなさい」という場合でもそのあとは胸骨圧迫再開です。平均8分頑張った頃にプロの救急隊員が到着するというわけです。
 
 人ひとりが命の瀬戸際にいるパニック状況下で、これだけの所作を果たして冷静にこなしていけるでしょうか。どうも自信がありません。しかし、それで人ひとりの命を救えるのです。講習を定期的に受けることで、いざというときに役にたてるようにしておこうと思った次第です。
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奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

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雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

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