大谷翔平選手、ご結婚おめでとうございます。
各局、ニュース番組は大々的に取り上げ、政倫審とかぶったことから政府の陰謀説もでるなど、ほんとに今、日本人が聞きたいニュースは大谷選手を中心に、聴きたくないニュースはカネに汚い政治家どものオトシマエを中心にそれぞれ回ってます。「大谷選手と結婚できる女性なんていたの!」という巷の声は、民衆の思いを如実に伝えてて面白い。
さてそれよりも今日の話、数年ぶりにパソコンの入れ替えを断行しました。
パソコンの実体とは何かと思うわけです。たとえばテレビを新調するといえば機械そのものの買い替えで、古いのんはリサイクルに出して処分します。洗濯機や冷蔵庫やなんかの家電も同じ。しかしパソコンはいうとハードよりも、入っているソフト、アプリケーションやデータが財物として大きな意味を持ちます。システムの構成やデータをまるっと全部新しいハードにコピーしたらそれは、財産上の変化はあまりないとも言えます。
1年ちょっと前に老朽化に伴いマザーボードを新しいのんに入れ替えたことは書きました。おかげでそれ以来実にサクサクと動いてくれてます。何でも新品は快適なのです。この時ストレージまわりはすべて使いまわしたのでシステムもそのまま移行し、つまりソフトは古いままに入れ物だけを新調したわけで、今回は逆に入れ物そのままで中身を新調することになります。Windows11がリリースされて2年半ほどが経ちました。発売されるパソコンは今やすべてWindows11を搭載し、アプリケーションの対応も進みました。旧版のWindows10のサポートが終了しないうちにそろそろ移行してもいいかなと思ったことから、今回の作業を始めたのです。
なんせWindows11はタダでダウンロードできます。太っ腹Microsoft。気になるのは、OSを上書きして使こてるアプリが全部今までどおり問題なく動くかということでしたが、だめならアプリ入れなおせばええと思い、気楽に作業を始めました。長い苦難の道のりが待っているとは、この時点で思ってませんでした。結局、当初の想定を超えて、Windows11のパッケージ版をお店で買うことになってしまったのです。
理由を簡単に端折っていうと、
①Windows11をインストールするにはハードがセキュアブートに対応していないとダメ
②セキュアブートを有効にするには、起動のBIOSがUEFIモードでないとダメ
③UEFIモードはドライブのパーテーションがMBRではなくGPT形式でないとダメ
今Windows10のシステムが入っている長い付き合いのドライブ(SSD)は、MBRドライブなんですが、システムの入ったドライブをそのままGPTに変換することはできません。つまり、まっさらの状態からあらためて構築する必要があります。手間はかかりますがこんなのは簡単です。クリーンインストールというやつで、過去何度もやってます。ところが。
私はWindows10の製品版を所持しておらず、今動いてるWindows10は遠い昔Windows8からアップグレードしたものです。つまり、システムドライブをまっさらにした後は、OSをWindows8からインストールし直す必要があります。ところが、なんと1年前に買い替えた新しいマザーはWindows8などという古いOSは対応していないのです。がびーん。タダでダウンロードできるWindows11はアップロード版のみです。落とし穴にドテッと落ち、ここで詰みました。
方法はひとつしかありません。Windows11の製品版を入手することです。さっそくヨドバシでポチり、次の日に届きました。せっかくなんで、OS用のSSDも容量が大きい新品を奮発しました。あとは簡単です。
無事にソフトの入れ替えが完了したことはつまり、パソコンがそっくり新しくなったとも言えます。10と比べてやはり少し速くなった気がします。しかし、それよりも今後長くサポートが続くという安心感がやはり最大のメリットといえます。
その昔、パソコンが爆発的に普及する嚆矢となった革命的OSソフトウェアWindows3.1はフロッピーディスク1枚に入ってて、インストールもあっという間でした。Windows95のメディアはCDでした。Windows8はDVDになりました。システムデータの巨大化は進み今回買ったパッケージはUSBメモリで、データの総量は6GBを超えてます。今後は、society5.0社会が進展し、AIが幅を利かし、家電化したパソコンの進化もさらに拍車がかかりそうな気がします。退化が進むわたしの知力と体力でついていけるのか、はなはだ不安ではあります。