コロナに勝てず

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 雨模様の日曜日の朝、巣ごもりの週末も何回目になるでしょうか。昨日は嬉しいことがありました。親しい友人がマスクをど~んとお裾分けしてくれたのです。100枚!持つべきものはよい友人であります。

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 ネットで1箱3,000円で買ったストックと合わせて、秋風が吹くころまではもちそうです。きっとそのころには、もっと簡単に手に入るようになってるでしょう。従ってわが家では、いつ来るとも知れない粗悪と噂されてるアベノマスクはもはや必要ありません。

 東京都民以外はまだ誰一人手にしていないアベノマスク。今考えてみると、このマスクのメリットは「可能な限り早く手に入る」ということ以外に無かったと記憶してます。ところが、まだ大多数の国民に届いておらず、届いても虫やゴミが入ってたり汚れてたりと散々な品質である旨伝わってます。製造と物流が整って、マスクはそろそろ出回るかもとも言われてて、だったらアベノマスクいったいなんやったんやという話です。10万円の定額給付金は辞退もできるそうですが、アベノマスクも今、「いらない」と言えたらいったいどれくらいのストックを国が抱えることになるでしょうか。結局、政府の息がかかったマスク製造業者だけがウハウハ儲けた税金の無駄遣いに終わりました。安倍さん、これは議論の余地なく失敗でしたね。言い出したマヌケな官僚が誰だか知りませんが、北朝鮮なら処刑されてるとこです。

 さて、昨日の朝日新聞の朝刊、衝撃のニュースです。

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 ビッグコミック連載中のさいとう・たかを「ゴルゴ13」が、当分の間休載するとのことです。作画の作業場が密の状態で危険と判断したとか。なんと、コロナ禍はこんなところにまで及んでいるとは。日本のコミック界に燦然と君臨する大御所といえど、自然の気まぐれによる圧倒的な脅威には勝てず。しかたないというところです。

 スタッフ分業のプロダクション方式で作品を生み出す手法を最初に確立した劇画家といわれています。組織力でもって作風の重厚な雰囲気を支えてきたのに、その形態ゆえに活動を断念せざるを得なくなったとはなんとも残念ではあります。

 ゴルゴは大変好きなコミックであることは何回か書きました。ビッグコミックを買わなくなったので、連載をタイムリーに読むことはなくなりましたが、別冊の特集は今でも買ってますので、すべての作品を読み続けてます。

 さいとう氏もすでにして83歳なんやとか。これがきっかけになって連載が終わるなんてことにならないように祈りたいと思います。

 ところで、朝刊のこの記事と同じ面に、国会議員の歳費削減の記事が出てました。こないだのエントリーで日本の国会議員は給料が高すぎるという考察をしたこともあって、注目しましました。 

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「歳費の2割削減」と聞いたので当然年間支給額の2割と思ってたところ実はそうではなくて、月額報酬の2割だそうで、ボーナスに相当する期末手当は除外なんやとか。第2の歳費ともいわれる文書通信交通費その他非課税の経費などももちろん対象外。もろもろ合わせて4,000万円ほどといわれている実際の年収のうちの、今回返上するのは300万円ほどやそうです。7%ちょっと。月給50万円のサラリーマンに換算すると月々3万5千円といったところです。返上というにはあまりに少なすぎます。

 朝日もこの点ネットなどでは風当たりが強いと書いてて、さらには結局、金額の問題ではなくて、議員と国民の信頼が失われてる現状があり、このことがせっかく返上してるのにかえって批判につながっている、と分析しています。

 確かにそのとおりです。普段から国民に「一生懸命やってるな」と評価されていれば、たとえコロナで苦しんでても誰が「給料返せ」なんて言いますかいな。信頼なんてこっから先もありません。次の選挙までにどーんと「歳費半減、経費撤廃」を決めてほしいもんです。本当に国民のために汗をかいてくれる人を国会に送るために。

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katsuhiko

男 

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奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

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雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

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