とうとう押し迫って今年最後のブログ更新となりました。
いろんなことがあった一年でした。この歳になれば、毎年毎年予期しないいろんなことが起こることを悟っていますが、今年は想定外のナナメ上をいく出来事がたくさんあったように思います。
個人的に興味があったできごとをラレツするってーと、
平昌オリンピック(2月) 経産省森友文書改竄(3月) 南北首脳会談(4月)
瀬戸内で刑務所脱走(4月) 財務事務次官セクハラで更迭(4月)
アメフトタックル騒動(5月) 大阪で震度6弱(6月) 米朝首脳会談(6月)
オウム死刑執行(7月) 西日本豪雨(7月) 東京医大裏口入学(8月)
富田林警察脱走(9月) 北海道地震(9月) 安室奈美恵引退(9月)
台風24号西日本直撃(9月) 大坂なおみ全米テニス優勝(9月) 免震データ改竄(10月)
安倍首相訪中(10月) 韓国徴用工判決(10月) 日産ゴーン会長逮捕(11月)
大谷メジャー新人賞(11月) 韓国軍自衛隊機にレーダー照射(12月) IWC脱退(12月)
こうして並べてみると、まあろくなことが無かった一年でしたな。それと、ユングの共時性の法則が働いたわけではないでしょうけど、似たような事件が次々に起こってるのも興味深いところです。
大きな災害が立て続けに起こり、災害列島日本の宿命を思い知ったのが今年最大の印象でした。阪神・淡路以降、日本国民の防災意識は確かに変わり、防災意識と発生時の対応に関してわが国は世界最高の水準であると思います。被災地には息の長い支援が必要です。
刑務所から脱走した受刑者が「死ぬかと思」いながら瀬戸内海を泳いで渡ったかと思えば、警察に勾留中の犯人が脱走して自転車で「日本一周にチャレンジ中」なんて、逃げられた警察やなんかは顔真っ赤でしたけど、関係無いところで見てるぶんには不謹慎ながら少し楽しかった。
野党や一部マスコミは去年から続いて凝りもせず「モリ・カケ」と騒いでましたが、ここにきて少しは静かになったようで安倍さん見事に逃げ切り完了です。もともと大した問題でも無かったわけで、このあたりは想定内です。日本大学、東京医科大学と、大学関係の話題が続いたのも今年の特徴でした。
財務省(セクハラ、文書改竄)、文科省(収賄)と役人の不祥事が続いたのも象徴的でした。国民をなめてるとひどい目に遭うと思い知ったことでしょう。
次から次と言えば、韓国の不埒な振る舞いも相変わらずまあ見事なもんです。慰安婦問題からの徴用工、そして自衛隊機に向けてロックオンと、安定のクソッタレぶりで、国交正常化以来最悪の両国間関係の水準を次々とゲイン突破していきます。
日本・米国・中国を敵に回し、北朝鮮と懇ろな振る舞いが目立つ文大統領のトンデモ外交が取沙汰されてますが、現在の韓国の惨状は大統領や韓国政府だけが悪いとは言いきれません。こんなとんでもない国になってしまったのは、国際社会での自国の立ち位置、評価には見えないふりをし、反日抗日を国是と頂き日本に対抗すること以外に精神状態を維持できない国民性に原因があるのです。大統領や一部政府の官僚が仮にそのことに気づいていても、世論のコントロールが効かない。そして、支持率が落ちたときは日本への嫌がらせをすることで世論のガス抜きをする。「対日国民情緒法」は憲法よりも上位に位置づけられているのです。歴史的な経緯を考えれば無理もない面もありますが、そうである以上、過去を清算し将来に向かって建設的な関係を構築することは不可能です。
結局、わが国としては、国交正常化してしばらくやってみた結果こいつはダメだわってことがはっきりしたんやから、元の断交状態に戻すのが自然ななりゆきではないでしょうか。しかし、何らかの事情でそれができないというのであれば、わが国は温情を捨て、助けない、関わらない、相手にしない、これに尽きます。 今年はそのことをひときわ感じました。
さて、世間の喧騒はさておき自分自身のこの一年を振り返れば、公私ともどもあいも変わらずいろんな人に助けられたなあと思います。直接何かでお世話になったということではなくても、多くの人とのおつきあい、関係構築それだけが何らかの希望、安心、そして心のゆとりを与えてくれます。歳をとるにつれて、自分一人ではなんにもできないことをしみじみと思うとともに、その分いろんな人への感謝の思いが湧いてくるのです。実にありがたい話です。
この一年、拙ブログにお付き合いをいただきありがとうございました。平成が終わりを告げ新しい歴史が始まる来たる年が、皆様にとって素晴らしいものとなりますよう祈念いたします。