大型連休も最終日となりました。先週のエントリーで触れたように、この連休は旅行に出かけるでもなく、気の置けない仲間との宴会を中心として体調の維持・管理を図り、つまりは休養を中心としたリフレッシュに努めたことになります。
それでも昨日は久しぶりにゴルフの練習場で少し身体を動かしたことで、今日は心地よい疲れとともに朝を迎えています。何もなければおそらくは練習に出かけることもなかったところ、職場の友人がゴルフを始めるというので「教えろ」という話になり、少しくお付き合いをした次第です。
さて、この連休中に1冊の本を落手しました。なんと栄養学の専門書です。専門雑誌の連載記事をまとめたものやから専門書といっていいでしょう。連休中に会った友人から、所縁の権威ある先生が書かはったということで推奨とともにいただいたのです。パラパラと読み始めるとこれがなかなかにおもしろい。
私は長年の不摂生がたたり、中性脂肪とコレステロールの値がいささか高く毎年の健康診断では必ずひっかかります。保健室で保健師さんに「おいコラ、死にたいのかおまえ」とやさしく指導されるとやはり少しは気になって、その後しばらくは塩分を控え、タマゴも控え、さらに脂っこいものもなるべく摂らないように努めます。毎日お昼ご飯はざるそば1枚なんて、立派なもんです。しかし、長続きせず気が付けばいつの間にか好きなものを好きなだけ食べる状態へとまい戻ってしまい、で1年経って健康診断でまた指導と。だって、世の美味しいものは脂肪と糖でできているんやからどうにも仕方がない。
いただいた本、そんな食と栄養とに関する情報を綿密なエビデンスの基づいて整理しており、専門的ではありますがしろうとでも分かるように書いてくれてます。野菜は本当に摂った方がいいのか、タマゴは本当にコレステロール上げるのか、減塩は健康に効果あるのか、カルシウムの必要摂取量は、そもそも「〇〇食べ過ぎると健康に悪い」は本当にそう言い切れるのかといった栄養学の「考え方」を易しく説いています。知らなかった世界が広がります。読書の醍醐味というやつです。
およそ人は自分が興味の無い分野には手を出しません。今回のご本にしても、本好きで乱読傾向の強い私とはいえ、何もなければおそらくは生涯手に取ることはなく、ご縁がなかったであろう領域であります。信頼している友人の勧奨あればこそ新しい世界が拓けたわけで、つまりは縁があったのです。こんなことはほかにも多々あるのであって、タイミング、きっかけ、人生の大部分はこの「縁」によって支配されているように思えます。
せっかくの縁を大事にして、少しはココロを入れ替え不摂生解消、頑張ってみようかなっと。
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