解散風に吹かれて

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 さわやかな秋晴れの朝となりました。先週日曜日には久しぶりに故郷に帰り、墓参りとともに懐かしい親戚の面々とのひと時を過ごしました。すでにして里山には曼殊沙華が咲き始めていました。今頃はまさにヒガンバナの名にし負う満開で山すそを真っ赤に染めていることでしょう。昨日のゴルフコンペの疲れが少し残ってますが、今日もこれだけ天気がよいといつものようにブログの更新終えると20170918_020845819_iOS.jpg必ずどこかに出かけることになるのでしょう。

 さて、この秋晴れのもと永田町にもさわやかな解散風が吹きわたっているそうです。

 安倍内閣は健在。少し落とした支持率も盛り返しています。結局、加計・森友なんてさほど重要ではないということを国民はみな感じているのです。野党はここしばらく何をしてきたのかという思いが強まります。些細なことを大仰に取り上げ「内閣総辞職、解散して信を問え」と喚き、じゃあそうしようかと解散を決めると今度は「大義なき解散、恣意的でご都合主義」と言い始める。結局のところ野党民進党は安倍首相攻撃だけが目的で政策もなく信義もなく、政権の中傷と難癖だけをその使命と心得ているのです。

 一方で民進党、自分ちでは二重国籍スキャンダルで党首がクビになり、出直しをはかった新執行部の幹事長候補は不倫スキャンダルでやっぱりクビと。なんとこれが仮にもいっときは政権を担った公党の変わり果てた姿なのかと。だいぶ前に「民主党には何も期待していない、放っておけば勝手にコケる」と書きました。民進党に看板変えても変わらないあまりにも予想どおりの展開に、もうね、笑うしかありません。

 解散に大義なんて必要ありません。いまの政治でいいの?と改めて国民に確認する、それだけのことです。ダメと評価するのであれば投票でその民意を示せばいい。解散というそのための絶好の機会を得たのに、野党、マスコミは何を文句を言うことがあるのでしょうか。gijidou.jpg

 マスコミは必死に安倍内閣にダメ出ししてますが、じゃあ仮に安倍自民党が退陣したとしてそのあとどうすんのよと国民が考えたとき「う~ん、やっぱり自民党しかないやん」となります。逆にこの総選挙、自民が議席を伸ばして、スキャンダルで離党した分の議席を補って余る可能性すらあります。

 かつて国民は、民主党が自民党に代わって日本をもっと良くしてくれるものと大いに期待し、総選挙では300議席を超える戦後空前の圧勝でもって政権交代が実現しました。現在、自民党がスキを見せてやや失速という点でこのときとやや似てるともいえます。しかし、大きく違う点があり、野党第1党(といっても支持率1割未満の泡沫政党ですが)の民進党がどうしようもない集団やということが国民にはバレてるということです。マスコミが自民党安倍政権について見苦しいネガティブキャンペーンをどれほど展開しようとも、賢明なサイレントマジョリティーは動じません。憲政史上最低最悪の呼び声高い民主党政権に騙された恨みを、日本国民は忘れていないのです。

 総選挙後に召集される臨時国会では、改憲、安全保障、働き方、年金などそれこそ民意を酌んで真剣に議論すべき重要な案件が山積しています。にもかかわらず相変わらず加計・森友にこだわり続けるとするならば、野党はそのときこそ国民から完全に愛想を尽かされ、破滅へと突き進んでいくことになります。

 沈没船から逃げ出すネズミのごとく離党者が相次ぎ、崩壊が見えてきた民進党にとってこの総選挙はおそらく最後のチャンスです。せっかく得た好機、今一度われとわが身をかえりみて、国民に向かって言うべきことを真剣に考えてみるべきでしょう。

 ところで、国会議員の下卑た人格がこれほど露見したことがかつてあったでしょうか。目に付いた、辞めてほしいのんを上げてみました。

 上西小百合(維新の会)(素行不良で2015年4月党除名されるも開き直り居座り)
 武藤貴也(自民党)(金銭トラブルで2015年8月離党)
 甘利 明(自民党)(金銭疑惑で2016年1月経済財政政策大臣辞任)
 宮崎謙介(自民党)(育休取得表明の後不倫スキャンダル発覚で2016年2月離党、議員辞職済)
 務台俊介(自民党)(「長靴業界がもうかった」の失言で2017年3月政務官辞任)
 中川俊直(自民党)(不倫スキャンダルで2017年4月離党)
 蓮舫(民進党・参議院)(二重国籍問題で2017年7月党首を辞任するも議員辞職せず)
 豊田真由子(自民党)(「このハゲ~!」で2017年8月離党)
 山尾志桜里(民進党)(不倫スキャンダルで2017年9月離党)
 今井絵里子(自民党・参議院)(不倫スキャンダで議員辞職近し)

20160325195600128.jpg このほかにも不埒者はまだいっぱいいたように思います。今回の解散決定を一番悲しんでいるのは、未だに議員の椅子にしがみついているこれら厚顔無恥な面々ではないでしょうか。

 参議院議員は辞めさせることはなかなかに難しい。しかし、衆議院は解散総選挙があり、任期半ばで終わりにすることができます。そういう意味ではこの解散、実にいい機会です。仮に解散に大義が必要とするならば、「不良資産議員の整理解散」ということで、大いに意義があると思います。

 国民みなで一致団結して、キレイに大掃除することとしましょう。

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