爽やかな若葉の季節はついに過ぎ去り、梅雨が本気を出してきました。今日は朝から雨模様の大阪です。
昨今のテレビはまたぞろ政治家の不始末に喰いついて大騒ぎしています。与党自民党の女性代議士センセイ、東大出て官僚を経て政界入り、絵に描いたようなエリート街道を驀進する優れた人格者の皮を被っていたところが、その実態は折に触れて秘書に暴言、暴行を繰り返していた下卑た人間であったということがバレてしもた。耐えかねた被害者が一部始終を録音して週刊誌にタレこんだのです。天網恢恢疎にして漏らさず、悪事はいずれ露見し、悪党はいずれ成敗されることになっているわけで、この秘書さんグッジョブです。過去いろんな大バカ議員をネタにしてきましたが、またとんでもないニューキャラが出てきたもんです。代議士どころかおよそ人としての基本的な素養を備えていません。埼玉県が選挙区やそうですけど、騙されて投票した有権者の思いは察して余りあります。まだ自民党のサイトに写真出てますが、党除名どころか議員辞職も時間の問題でしょう。
こんなバカのことをつらつら書くつもりはなかったのですが、昨今まれに見るインパクトやったもんで、ついつい触れてしまいました。
さて、今日は花の話をします。
四季折々様々な花に恵まれたわが国の歳時記にあって、梅雨どきの花といえば紫陽花がテッパンですが、私は毎年いつも通勤で通る公園の生垣で強烈な香りを発するクチナシで季節を感じます。また、バス停のすぐそばにはモッコクの花が同じく今盛りで、こちらもその強烈な香りでもって夏の訪れを告げます。ブログ読み返してみると、どちらの花も過去にも何回か触れてます。
あれからもう、いちねん経ったのか。どうも一年季節の廻りががどんどん速くなっていきます。歳とっていくんやから当たり前とはいうものの、なんだか身につまされます。
また、話それた。花のことです。
今、わが家のベランダに咲いてるこの花。これ、モンカタバミ(紋片喰)というそうです。
「そうです」って知らずに植えたんかいって話ですが、そう、知りませんでした。
なんかのイベントでポケットティッシュのようなグッズをお土産としてもらったのです。ラッキョのような小さな球根が入ってます。上部のシール剥がして水をやると四つ葉のクローバーが生えてくるよ、と書かれてます。
言われた通り机の上に置いて毎日水やってると、なんか生えてきましたよ。ニョロニョロ、ヒョロヒョロ、とにかく伸びる伸びる。先っぽに葉になると思しき芽がついています。しかし茎がのびるだけで葉は開きません。20cm以上伸びるも開く様子がない。さらに水やり続けると今度は球根のてっぺんからもう一本おんなじのんが生えてきました。ニョロニョロ、ヒョロヒョロ1本目と同じように伸びる伸びる。しかし葉は開かない。
日当たり悪いからかなと思って、ベランダの植木鉢に植え替えたところ、一気に勢いを得て芽はパカッと四つ葉に開き、さらにあとからあとから生えてくる。しばらくたつと今度は花芽が出て、見事にかわいい花が咲きました。
ここに至って、これはクローバー(シロツメクサ)ではないと悟り、調べてみて正しい名前が分かったという次第です。そもそもクローバーの葉は丸いけど、この葉はハート形してます。
グッズ配るときに「モンカタバミです」って言うより、「四葉のクローバーです」って言ったほうがなんか幸運のおすそ分けしてもらってるみたいで気分が良い。看板に偽りありですが、こんなのは許される範囲といえるでしょう。
例の代議士なんかは、選挙のポスターはいかにも善人ヅラしたいい写真使ってますが、その実とんでもない悪人やったわけです。こちらの看板偽りは業が深いというもんです。ああ、気分悪い。