何の因果か

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 昨日から仕事で広島に出張しており、先ほど帰ってきたようなわけで、今時分のブログ更新となりました。
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 突然ですが、今を去ること31年前の1985年、ハレーすい星が76年ぶりに地球に帰ってきたこの年は、私が大学を卒業し社会人としてのキャリアを歩みはじめた年であるとともに、阪神タイガースが21年ぶりにリーグ優勝、そして日本一を達成したということで、私の人生において実に印象深い年であります。忘れもしないその優勝の瞬間、梅田の阪神百貨店の前でクス玉が割れたとき、私はその真下にいたわけです。
 
 そして昨日、広島カープが25年ぶりにリーグ優勝を達成した時間に広島駅前の壮絶な混沌の中で私は、31年前の自分の姿を見るように醒めた思いで真っ赤な群衆を眺めていました。
 
 週末とはいえ、わざわざカープの優勝を祝うために遥か広島まで来るわけはないのであって、何の因果かたまたま仕事で訪れたタイミングやったということです。昼前に広島に着くと同時に、かの地の同僚職員から「タイガース、何してくれとるんじゃ」という苦IMG_7096.jpg言の嵐であります。そう、直前甲子園球場での阪神・巨人3連戦、阪神が1試合でも勝ってたら広島の優勝、胴上げは一昨日、ホーム球場のマツダズームズームスタジアムで行われていたわけで、ジャイアンツが意地の3タテでカープの本拠地胴上げを阻止した形となり、これはタイガースが悪いというわけです。すみませんね、弱くて。
 
 しかしながら今シーズンのタイガースはおびただしい白星をカープに献上しているのであって、そんなに責められるイワレもないわいとか考えるにつれ、なんとも情けない思いにとらわれてしまいます。
 
 首位争いがいよいよ熾烈になってきたパ・リーグをしり目に、セ・リーグのこれからは長い消化試合の期間となります。カープが優勝を決めたその日、わがタイガースが神宮球場でまたも1対9という大敗を喫し、クライマックス・シリーズ出場もほぼ絶望的な状況となったことが今シーズンを見事に象徴しており、何とも忸怩たる思いが募ります。カープにとってはビクトリーランである今後の日程は、金本阪神にとっては深い反省と贖罪の日々となります。無様な今シーズンを振り返り、2年目に向けて成すべきことを練り上げて真摯に取り組んでいってほしいもんです。
 
 昨夜、広島駅前の宿舎に戻る途中、中国新聞の方が「カープ優勝」の号外を配っているところに出くわしました。ミーハーな私はもちろんもらって帰りましたが、さっき広島を立つとき現地勤務の同僚に進呈してきました。私が持ってても仕方ないですもん。トホホ…

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katsuhiko

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奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

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