2015年5月アーカイブ

いい音求めて

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 デジモノをひとつ買いました。今日はそのご紹介を。

 レコードプレーヤーを買ったことは以前にも書きました。

 実は、買ったはええけどあまり使ってません。聞きたいレコードがあるから買ったわけなのですが、いざ聞くとなると、レコード盤をジャケットから取り出し、スプレーをシュッシュしてクリーナーで埃をふき取り、プレーヤーのターンテーブルにセットしいざスイッチオン。ここまでかなりの手間がかかります。しかもレコードはCDよりもはるかにでっかくてしかもデリケートで、傷つけないように、ホコリや指紋付けないようにとなかなか気をつかいます。多聞にもれず昔はあたりまえやったことが、現代の便利な暮らしに慣れた身には微妙にストレスとなるのです。

IMG_3833.jpg んで、結局その手間が煩わしくて、「あのレコード聞きたいけど、めんどっちいから今はこっちのCDにしとこ」となってしまう。もちろん、どうしても聴きたい場合は手間を厭わず作業をこなすのですが、単にBGMで鳴らしたろという場合には、敬遠する傾向がでてきました。

 せっかくレコードプレーヤー買ったのに、これではもったいない。ということで、昔のレコードライブラリをデジタル化してパソコンに収納することにしました。そうすればいつでも手間かけず気軽に鳴らせる。しかもステレオコンポにつなげればさらにいい音で楽しめるやん、という欲求に基づいた今回の試みです。

 現状の環境でも、レコードをデジタルデータ化できないことはありません。プレーヤーをCDデッキ(以前、カセットテープをCD化するドタバタで買ったやつ。)に直結して、MP3形式のデジタルデータに変換し、USB端末に録音してパソコンに移動と。つまり、相当にめんどくさい。残ってるレコード、減ったといっても100枚以上あるし、この先もう聴くことないやろなぁと思うのもあるけど、縁あってわたしの手元にきた曲たちなんでやっぱり一緒に保存してあげたい。IMG_3832.jpg

 で、録音するのにレコードを実際に再生する時間は短縮できないけど、その他の作業をできるだけ省きたい。そのための道具を買ってきたわけです。パソコンの周辺機器のジャンルとしては「USBオーディオインターフェース」ということになるそうです。つまりはパソコンやスマホ、タブレットの音声を操作するための総合端末装置とでもいうのか、アナログ音声をデジ化して編集したり、デジタル信号をよりよい音で出力したりするための道具です。マイクもつながります。使わないけど。「Sound Blaster Digital Music Premium HD R2」という機種、 お値段1万円弱。

 アンプのないスピーカーに直結することもできるようですが、そこやはりアンプ介した方がええ音になるやろということで、さっそくコンポとパソコンつなげて、パソコンに保存してる曲を再生してみました。

 をを! (^^)v ~♫

 確かに音がいい。コンポはMP3データ入ったUSBメモリを刺しても再生できるのですが、それよりも音がいいような気がする。しかもパソコンから直接操作できるので、聞きたい曲をすぐ再生できる。これは大きなメリットです。選曲の操作性は、コンポステレオとパソコン画面では雲泥の差があります。

 なんとも音がいい。カセットテープから録音したデータもすぐに再生できます。これはもとの音源がテープなので音質はそれなりなのですが、そんな曲も含めて「あれ聞きたいな」と思いついたらその数秒後には部屋にその曲を流すことができます。それもわが家の環境で考えうる、最高の音質で。

 さらに、レコードプレーヤーもパソコンに直結できます。USBメモリを介して移動する手間が消えました。付属のソフトにはノイズの除去などデジ化に役立つ機能も豊富です。

 なんとも便利な世の中になったものです。今後ミュージックソフトに関しては、CDの販売数は落ちる一方でしょう。ネットでダウンロード購入してすぐに再生できます。買いに出かけなくても思い立ったらすぐに手に入る。電子信号だけやから場所をとらない。過剰包装もなくてエコ。パッケージのCD買うのはAKB48総選挙の投票券が入ってる場合だけになるのではないでしょうか。ならば投票券だけ販売すればさらにエコでいいのにとか思います。ダウンロード件数は販売枚数にカウントできないのでしょうか。

 話、それました。これからはレコード再生して、パソコンに取り込んでいくお仕事ができました。そのうち飽きてしまうかもですが、レコード1枚1枚にしみ込んだ思い出を反芻しながら、少しずつ楽しんでいくことにしましょう。

 今日もいいお天気ですが、先週はやや動きすぎたし昨日休日出勤したこともあり、一日休養と決め込みました。珈琲を何杯もいただきつつ好きな音楽に包まれ、まったりとブログを書いていくこととします。

IRUKA.jpg 先週、腹立たしいニュースが伝わりました。

 ワザっていうから何の技かと思ったら、WAZA「世界動物園水族館協会」のことやそうです。いろんな協会があるもんです。で、この団体が和歌山県太地町のイルカの追い込み漁に言いがかりつけてきて、この漁で獲ったイルカ買うな、でないと協会除名にして動物園の動物の取引できなくするぞと。日本に対する嫌がらせです。

 ことクジラに関してはわが国は世界中から目の敵にされています。悪者のレッテルを貼られてから久しいわけですが、こんどはイルカというわけです。

 反捕鯨国は、自国以外の国について、その文化、地理的条件、歴史や伝統、地域経済など様々な背景を一切無視し、自らの劣悪な感情のみに基づいてクジラを獲るな、イルカ漁は残酷やからやめさせろとの主張を続けています。

 牛や豚を屠殺して食料とすることは一向にかまわないけど、クジラやイルカはダメとする理由は何なのか。日本人の多くが抱くこの実に簡単でもっともな疑問に対して、納得のいく回答をいまだ聴けたことがありません。曰く「牛や豚はもともと人に食べられるために神様が創った家畜やから」「イルカは可愛いやんか」「将来宇宙人がやってきたとき、クジラが言葉を通訳してくれるかも知れないから」なんてのもあります。MICHIRU.jpg

 日本を攻撃する国々の、自らの価値観と相いれない存在を理解しようとしないなんとも恥ずべき所業、その愚かさに気づかないのはいったいなぜなんでしょうか。捕鯨国は日本だけではありません。北欧のノルウェー、アイスランド、デンマークや、カナダ、ロシアなど多くの国が捕鯨を続けています。アメリカにしてもアラスカの少数民族は捕鯨を続けています。自国民の捕鯨には目をつぶり他の捕鯨国を非難する姿勢は日本を非難する勢力の中でも最もタチが悪いと言えます。

 私自身はイルカなんか食べたことないし食べたいとも思わないんで、捕殺禁止になっても一向に差支えないわけではありますが、古来よりイルカ漁をなりわいとしている漁師さんたちがいるということはそれなりの需要があるわけでしょう。結局、人とイルカのどっちが大事やという話です。

 今回WAZAは、太地町のイルカを問題視するくせに、それを自国の水族館に輸入している多くの国々に対しては何らの言及もありません。日本に対する悪意が根底にあることは明らかです。わが国は戦後一貫して自由、平等、基本的人権といった人類の普遍的理念を遵守し、国際社会に対する貢献を続け今日の地位を築いてきました。いうまでもなく世界平和へのため各国と協力し協調していこうという強い意思にもとづくものです。しかし、だからといって理不尽な非難に屈することがあってはなりません。

 今後日本もカナダのようにIWC(国際捕鯨委員会)を脱退することも視野に入れて、諸外国からのいわれなき中傷に対峙していく必要があります。偏見に満ちた悪名高き記録映画『ザ・コーヴ』、観た人は素直に「日本人はなんて残酷なんやろ」と思ってしまいますよね。結局は政府の発信力が重要になってくるのです。しっかり仕事してくださいな。

太郎になる。

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 先週半ば、いつものと同じ出勤途中の朝のこと。職場となりの城北公園を歩いてると、前方、公園真ん中の広場でモソモソと動く物体を見つけました。

IMG_3782.jpg 近寄ってみると、カメでした。

 体長20㎝以上あります。いわゆるミドリガメの成体で、あとで調べてみるとほんとの名前は「ミシシッピアカミミガメ」というそうです。なるほど、耳のところが赤い。

 この公園には大きな池があって、確かにカメもたくさん棲んでます。しかしもちろん池の周りは護岸施工されてて鉄の柵もあったりで、カメが自力で這い上がってくるのはとうてい不可能です。おそらくは捕獲されたもののなんらかの事情でどこにも連れ去られず、かといって池にも戻してもらえず。その辺に捨て置かれたのでしょう。池からはカメにとっては遠く離れた、舗装された広場をゆっくりと真っ直ぐに歩いています。なんとか池に帰ろうとしているのでありましょう。

 しかし、このまま真っ直ぐ進んで行くと植え込みを抜けてバス通りに出てしまいます。「どこいくの」と聞いても当然ながら返事はありません。ま、ええかと通り過ぎてから、やっぱりカメのそばに引き返しました。

 まだ早朝ということで公園内にほとんど人影はありませんが、このスピードでウロウロしていたら登校しはじめた子供たちに捕まるか、カラスにつつかれるか、クルマに轢かれるか、いずれにしても不幸が訪れることは火を見るよりも明らかであります。

 しゃあないなぁ、助けてやることにしました。カメを素手で触るのはじゃっかん抵抗がありましたが、なに、こどもの頃はカエルもミミズも平気で触ってたたわけで、後でよく手を洗えば大丈夫やろと、おもむろに片手で横からつかんで持ち上げました。カメ君、何が起こったのか理解できずに頭と手足を引っ込めてます。ずっしりと重い。

 そのまま池のほとりまで歩き、鉄柵のすきまから手を突っ込んで池の淵に静かに置いてみました。カメ君しばらくはそのままじっとしていたのち、もそもそとクビと手足を伸ばし、目の前に懐かしのわが家があることに気がつくとゆっくり歩き出し、水の中へと消えていきました。

 浦島太郎になってしまった。image111.jpg

 なってしまってからふと気がついたのですが、さて逃がしてよかったのか。

 ミドリガメは確かペット用に輸入された外来種で、その例にもれず飼い主に捨てられた多くの個体がその後にボワッと繁殖し、日本固有のカメを駆逐して生態系に影響を与えています。この公園の池に限らずあちこちでみかけるカメはたいがいミドリガメです。外来魚のブラックバスやブルーギルはもし釣った場合はリリースが禁止されてたんやなかったけか。ならばミドリガメも捕まえたら逃がしてはいけなかったのでは。これはしまった。

 しかしですよ。リリース禁止というのならあのカメ君、バスやギルみたいに殺処分せよということでしょうか。淀川河川敷のワンドで釣られたバスはそこいらに放置しとけば死んじゃうけど、カメを駆除するとなるとさらに積極的な殺生行為が求められます。私にはムリです。

 職場についてからネットで調べてみると、ミドリガメに関してはどうやらまだリリースまで禁止ということではなさそうです。まあ、よかった。

 竜宮城に連れてってもらえるのがいつになるのか、連絡を待つことにしましょう。

府民の都構想

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 大阪都構想の住民投票が、来週の日曜日に行われます。

 「大阪市を廃止し、5つの特別区に分割するための『特別区設置協定書』についての是非を問う」ということですが、ようは「都構想に賛成か反対か」ということです。

img039.jpg この「都構想」、橋下さんが維新の会を率いて勢力を拡大し、それなりの支持を得てここまでもってきましたが、確かそれ以前にも話はありました。もう前世紀になりますが、横山ノックがセクハラ騒動で知事をクビになって、そのあと知事さんになったのが、太田房江でした。大阪にまったく縁もゆかりもない官僚の落下傘候補でしたが、何故か当選して知事やっているとき、確かこの都構想があったことを覚えています。当時大阪市は比較的財政安定、一方府の方は火の車。じゃあ一緒にしたら府が助かるやんってことで言い出したところが、当時はほとんど誰からも相手にされませんでした。例の石原都知事にしても「都(みやこ)は国にひとつに決まってるだろ、何をバカなことを」とか言ってたもんです。それが今や橋下さんがエラくなると、国政でも維新の党をいっしょにやるようになったんやから面白い。

 さて、賛成派、反対派入り乱れて宣伝してます。テレビCMまでやってる。通常の選挙ほど運動の規制がないとかで実に騒々しくなってます。大阪市内はさらにやかましいことでしょう。宣伝カーが「住民投票では反対と書きましょう」なんて叫びながら走りまわってる。細かいことはいちいち説明しません。都構想がなぜ必要なのか、あるいはなぜダメなのかということを訴えるべきなのに、有権者はどうせ分からんやろからとにかく反対(あるいは賛成)と書いとけばええんやという趣旨で、これはきわめて失礼な話です。img038.jpg

 といっても、私は大阪府民ではありますが大阪市民ではないため今回は投票できません。これも、どうもおかしい。影響は府民全体におよぶはずなのになぜ市民以外は投票できないのか。もし実現すれば空前絶後の改革なのであって、その歴史的な大イベントには是非参画したいのに。「住民投票」なんて、長い人生でただの一度もやったことありません。なんとかやらせてもらえないもんかと思うのですが、どうもダメみたいです。

 そう。実は都構想なんてどうだっていいんです。イベントには参加したいというだけの、いつもながらのミーハー精神炸裂なのです、私は。

 橋下さんは大阪の活性化のため、二重行政を廃止するため、と言ってます。一方反対派は「住民サービスが低下する」と言ってます。

 はて…。住民サービスってなんでしょかって話です。

 インフラの利用という意味でしょうか。電気もガスも水道も使った分だけの料金を別途きっちりと徴収されてます。子供がいないので小中学校タダの義務教育の恩恵も受けていません。市役所やなんかの利用はそれこそ何年に一度しかないし、府庁に行ってサービス?受けたのはパスポート作ったときだけ。確かそのときも安くはない手数料とられたと記憶してます。図書館が近所にありますが、最後に行ったのはいつやったかもう覚えてません。20年以上前この街に越してきたときに作った貸出カード、まだ使えるんやろか。これらを指して「住民サービス」と言ってるのなら、今の私にはほぼ全てが必要ないということになります。

 したがって、それが悪化しようが手数料が何倍になろうが、まったく影響がありません。むしろ受益者の手数料をもっと高額にして、その分有無を言わさず搾取されてる住民税を大幅に減額してくれるんなら、大賛成です。

 つまり住民サービスの向上、低下がポイントというなら、結局どっちでもいい。強いていえば議員や職員の数を減らして経費を削減し財政を好転できるんなら、都構想賛成ということになるのでしょうか。

 いずれにしたって私はカヤの外、投票できません。したかったなあ。

やっかいな隣人

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 桜の終わりを待っていたかのようにツツジの花がこれでもかと鮮やかに咲き誇っています。昨日は初夏というよりもはっきり夏のような陽気で、湿気がなく爽やかな一日でした。梅雨が始まるまでのしばらくのあいだの、いちねんでもっともよい気候としみじみ実感する5連休です。わが家のベランダでは10数年前から置いてあるカネノナルキが突然、初めて小さな花をいっぱいつけ始めました。次々に咲いてきます。いったい何が起こったのか分かりませんが、なんとなくウレシイ。今日も快晴、またぞろ田舎で中学校時代の同級生の集まりがあったりで早くから帰省するので、早朝からのブログ更新となりました。

 IMG_3653.jpg先週は、訪米した安倍首相が議会で演説したことが大きな話題になりました。例によってわが国のマスコミは、絶賛する論調からこき下ろすものまで評価はさまざまです。英語が下手とか、カンペに頼りすぎとか、まあ政治家さんですから聴衆に訴える能力は無いよりあった方が褒められるのは確かですが、演説の内容は良かったと思いますよ。

 野党議員や一部マスコミは、たとえどんな素晴らしい演説であっても何かしらの欠点を作り出して攻撃するのが仕事であって、「素晴らしい!」と思ってもそれ言っちゃダメなんです。安倍さん、その辺はよく分かってて、英語ヘタとかバカにされてもどこ吹く風です。

 さて、今回は日本国の首相がアメリカの国会議員を相手におこなった演説なのですから、日米同盟をより強固にすることで東アジアのみならず世界の平和と安定のためにしっかりやっていきましょうや、ということをいかに真摯に伝えられたかを評価の基準とするべきです。ところが、マスコミの最大の関心は、あろうことか韓国の慰安婦問題にどう言及するか、謝罪するかしないかということやったようです。なぜか韓国が、演説に自分たちへの謝罪がなかったと言明し、その尻馬に乗ってわが国でも一部のマスコミが騒いでいるのです。

 なんやそれは、という話ですよ。日本と韓国のこれからをどうしよっかという内容でもって韓国の議会で演説するなら、慰安婦が、領土問題がと大騒ぎすることは大いに結構です。しかし、訪米ですよ。日米関係の強化と課題解決のために日本の首相がアメリカを訪れてるというのに、まったくの外野の韓国がいったい何を騒いでるんでしょか。

 慰安婦問題に関して日本政府の謝罪と賠償はこれまでのんで十分なのか、それともまだまだ足りないのか、それはいろいろ意見があるでしょうし、黙れというつもりはありません。しかし、まったく関係のない日米間の国家交流行事においてそれを求める神経は、およそ理解できません。

 韓国政府、国民とマスコミは、安倍首相が何か話をするときは、いかなる場合でも慰安婦に対する謝罪が必要やとでもいうのでしょうか。国会の予算審議で答弁するときに「まず慰安婦に謝罪を…」 ネパールの被災地への支援について聞かれたら「まず慰安婦に謝罪を…」 街頭で応援演説するときにも「慰安婦に心からおわびを…」ラーメンの出前頼むとき「もしもし、慰安婦におわびを…」

 韓国の大統領が外国を訪問したときは首脳会談やなんかで日本の悪口を忘れないそうですから、そういう意味では思考回路ブレてないとも言えますが、もういい加減うんざりしてきたというのが日本国民の偽らざる心情ではないでしょうか。abe.jpg

 戦後、いっかんして反日を根本規範として国作りをやってきた韓国という国にとって、日本が国際社会でその地位を着実に向上させていることは、国民感情以前の問題で国家存立の根底を損なってしまうことになるんでしょね。日本ではかつての「ゆとり教育」によって若者の学力低下が問題となりましたが、韓国では時代が進むにつれて幼少の頃より徹底した反日教育を受けて育った世代が国民の大部分を占めてきました。国の指導者が国民を懐柔する際には、外部に共通の敵をこしらえます。一緒になって第三者の悪口を言うことで一体感を醸成するのです。これは非常に効果的で即効性があります。しかし非常に危険です。顕著な例がナチスドイツで「人類共通の敵ユダヤ人を撲滅するのだ」というヒトラーの演説に熱狂したドイツ国民は、破滅への道を歩みました。

 近年の中国にしても同じ様相を呈しています。国交正常化から平和友好条約締結の頃の日中蜜月の時代は遠い過去となり、国交回復という井戸を掘った先人の苦労は忘れ去られ、国力をつけて経済大国となった中国において国民は破天荒な抗日ドラマに嬉々として興じています。共産党の幹部が自らの腐敗に対する国民の批判をかわすために日本という悪役を作り出し、それがまんまと奏功しているのです。真実と事実は違う、ということがよく言われます。反日国家にとって事実はどうでもよく、都合のよいことのみを真実として作り上げることがすなわち国政のあり方なのです。

 そんな国家運営が果たして正しいのでしょうか。ナチスドイツや、かつて鬼畜米英打倒を叫んだどこか東アジアの軍国主義国家と、やっていることは同んなじです。人間のネガティブな本能を刺激することで国家の運営を続ける手法が必ず破綻することは、歴史が証明しています。

 それでも、その破綻に至るまでの間、わが国はこんなにも厄介な隣人たちとこれからも伍していかなければならないのです。なんとも気がめいる話ですが、そこは日本、そのもちまえの強さ、しなやかさでもって、必ずや解決に辿りつけると信じています。

WELCOME

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PROFILE

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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