2012年5月アーカイブ

金環列島

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 国ぢゅうがこれほど熱狂したのは、なでしこ以来ですね。
 ネットもテレビも新聞も金環日食大フィーバーでした。
 もちろん私も世紀の天体ショー一緒に楽しまねばっ、と準備万端でいつもより30分早く出勤しました。いつもどおりの時間だと、その瞬間はバスの中なのです。これではマズイ。
 電車降りてバス停で見上げた頃、太陽が欠け始めました。観測用メガネ準備OK、いよいよスタート!友人からメールが入り始めました。「はじまったぞ~」「観てるよ~」
 

 いやが上にも盛り上がる期待。ところが、バス降りて職場隣りの公園までくると東の空は一気に雲に覆われはじめました。しばらくベンチで待機してたけど雲が去る気配はなし。
 

 結局クライマックスは見られずでしたが、前後は楽しめたのでよしとしましょう。雲のおかげでメガネなしで観られたし、写真撮れたし。
 

 誰かが言うてましたが、金環にしろ皆既にしろ日食が起こるのは地球と月と太陽の絶妙な距離と大きさのタマモノであるそうな。確かに400倍も大きさが違う太陽と月が普段からほぼ同じ大きさに見えてること自体、宇宙規模でマレに見る奇跡であるといえますよね。
 

 次は来月、金星の日面通過ですか。
 

 大宇宙の神秘に乾杯。
 

冬の旅

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 歌曲のタイトルです。森進一ではありません。シューベルトの方のお話です。聴きながら書いてます。

 昨日、何気にニュースサイトを見ていたら「ディートリヒ・フィッシャー=ディスカウ氏 死去」の報がありました。一世を風靡したドイツのバリトン歌手です。世界的第一人者として時代を築いた人でした。いろんなジャンルの歌曲で素晴らしい業績があったそうですが、私にとってはなんと言ってもシューベルトの3大歌曲集のひとつ「冬の旅」の歌手です。…あと二つ、何やったかな?

 この歌曲集「冬の旅」は失恋した男が死を求めて旅立つという、いわばセンチメンタル・ジャーニー、現代にもありそうなテーマなんですが、最後まで救いがなく安直に終わらないところが何とも深いです。

 クラシック音楽にさほど興味がなかった高校時代、所属していた音楽部(コーラス部)顧問の恩師から教えられたのがディスカウのことを知った最初でした。初めて聞いた演奏は、よくわからないまでも「何だかすごいな~」と思ったもんです。授業でシューベルトの「菩提樹」を歌った日の帰り、学校最寄りのレコード店(駅前スーパーの中にあった)に寄ったところ、ひとりのクラスメートが同様に「冬の旅」のLP盤を買いに来てたのを覚えています。

 今思うと、その音楽部顧問の先生はディスカウ ↑ リスペクトだったようで、曰く「ディスカウは歌手であるにもかかわらずヘビースモーカーだった。煙ぐらいでダメになるようなヤワな咽ではないのだ」 ホンマかいな?と聞いてました。

 きっと今日あたりからCDショップには 「追悼・D.フィッシャー=ディースカウ」コーナーができるんでしょうね。

 私のCDは1962年の古い録音です。ディスカウは「冬の旅」何度も録音したらしいので、別のんも聴いてみたくなりました。

 

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  今日は、職場の災害時訓練のひとつ「避難所開設訓練」とゆうのに参加しました。

 大地震等の大規模災害発生時に、大学のアリーナを避難所として使用するための訓練です。区画割りとか、災害備蓄費倉庫の確認とか。

 災害は無ければ一番いいのですが、こればかりは人智の及ばないところで、無くすことはできません。しかも、いつ起こるかもわからない。

 ならば、不幸にも起こってしまったときの対応に備えておく。これはできる範囲です。近隣住民のみなさんや区役所地域連携課、さらには所轄警察署からも参加いただき、アリーナの避難所としての使い方や備蓄品の管理など、予定どおり実施できました。P5052162.jpg

 非常時の行動は、事前に知っているのといないのでは雲泥の差があります。もう、いつ大津波がきても大丈夫…。

って、どうか来ませんように。  

 

← 5月5日の夜撮影 「スーパームーン」

  普通よりも14%大っきくて、30%明るかったそうやけど、

  微妙 (^^)

 

 

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 ところで8日前の5月5日は「スーパームーン」でした。8日後の21日は金環食ですね。天体ショー続きます。

 21日の朝、大阪はどうも空模様が心配、ということらしい。せっかく観測用メガネまでしっかり買って準備したんで、どうか晴れますように。

 

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 今日は吉野の山奥、川上村やまぶきホールのコンサートに行って来ました。

 「新緑のカンタービレ」 チェリストの水谷川優子さんが中心に、毎年行っている不思議なコンサートです。 川上村とわが学園の連携協定の縁でこのイベントを知り、去年の夏、はじめて行きました。で、ことしもふたたび。

 吉野の山奥、谷間の村で超一流のアーティストによる素晴らしいコンサート。どうやって? 去年も確か同じことを書いたような気がします。こんなハイクオリティなコンサートホールを維持し、こんなレベルの高いイベントを打てるのは、何故か? きっと自治体の援助がかなりあるのやと思います。

 この鄙の郷、川上村、なぜか元気です。去年、例の台風12号で大きな被害を受けた村のひとつで、道路沿いにはとてつもない大きな爪痕が今も残っていました。ところが、何故か元気で、村おこしのイベントが盛んに行われています。明治以来独立を堅持し合併協議会に関わったことがない、孤高の郷土の歴史に矜恃を抱く、カッコイイ村です。今日のコンサートも、開催に至った経緯はよく知りませんが、その元気の一環であることは明らかです。これからも続けていってほしいものです。

 ところで、去年この場で思いがけない友人との邂逅があったのですが、おそらくは…と思ってたところ、やはり今年もきてはりました。最近何故かよく出会うようになった、高校時代の古いともだちです。

 彼女、高校当時、あの「ビックリハウス」を購読し、韓非子をこよなく慕うという、われわれウブで素直な生徒には理解不能な、ぶっ飛んだ女生徒でした。今も少女の好奇心そのままにアクティビティの高い、不思議なひとなのです。

 ともあれ、連休最後の1日、気力充填できました。明日からまたしっかりとお仕事に勤しむことといたしましょう。

まだまだやなぁ...

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 予定どおり、わが学園で開催中の「ロボカップ・ジャパンオープン」見学に出かけました。

 ロボット工学の最前線!

 ロボカップには、ロボットによるサッカー競技「ロボカップサッカー」をはじめ、災害現場をテーマにしたフィールドで人命救助を行う「ロボカップレスキュー」、キッチンやリビングといった日常生活の場での人間との共同作業を追求する「ロボカップ@ホーム」、将来のロボカップを支える子供たちのリーグ「ロボカップジュニア」の、4つの分野があります。 (「ロボカップ」HPより転載)
 

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 会場内は想像以上に大勢の競技者、スタッフ、観客で熱気ムンムン、大盛り上がり。

 お昼前に会場について、サッカーを中心に観ました。

 人がリモコンで操作するのではなく、自分で考えて動く自律移動型ロボットを使うところがミソです。

 いろんな規格、クラスのリーグがあります。 

 ← 20㎝四方くらいの小さな箱形ロボットはスピードがスゴイ。ボールを抱えこんで弾き飛ばすパワーもなかなかのもんです。ドリブルの際には、動きながらボールに逆スピンをかけて制御するのだとか。スゴッ! 

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  しかし、ロボットというからにはやっぱりヒューマノイド(ヒト型ロボット)が魅力的。これもいろんな種類があるそーです。 →

 2足歩行技術はかなり安定感がある。しかし・・・

 ボール探すのが上手くいかず全く動かんかったり、キーパー役のプレーヤーが目の前を転がるボールにまったく無反応やったりと、まだまだ観客が期待する動きとは差があります。

 やたら動き回るのがいると思えば、静かに戦況を眺めてるのがいたりと、ロボットも個体によって性格が違うところがおもしろかった。

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 ← コケてもすぐに自分で起き上がります。エライ。

 ほぼ人間大のロボットがPK蹴るパフォーマンスもありましたが、無様なもんです。まだ、私の方が上手い。

 2050年までに人間のワールドカップ優勝チームと試合して勝つのが目標ということですが、この調子では、ちょっとどうかなぁ、という感じ。

 がんばれ、ニッポン! 

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 現場スタッフに駆り出されていた同僚職員たちと昼食摂ったあと、薫風に誘われて久しぶりに淀の河川敷を1㎞ほど歩いてみました。

 快晴のこどもの日、大勢の人たちがくり出してました。

 

 

  

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 新緑が鮮やかな城北公園。

 連休最終日の明日はクラシックのコンサートにお出かけの予定です。なんと吉野の山奥であるのです。

WELCOME

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PROFILE

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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