2012年4月アーカイブ

宇宙の話

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SV120.jpg 萩尾望都氏が女性漫画家で初の紫綬褒章の栄に浴されました。「11人いる」の頃に青春時代を過ごしたわたしはSFマンガ、萩尾に限らずよく読んだものです。同時期竹宮恵子の「地球へ…」なんてのもありました。

 SFは、小説、コミック、それに映画。まだまだ盛況ですよね。理屈抜きで、というより理屈関係なしで展開できるから、安心して楽しめます。リアルなストーリーなら 「ん、今のところちょっと話の辻褄が合わんのやないかい?」とか心配するけど、SFならそんなの関係なし。なんせ「空想科学小説」やねんから。ワープだろがテレパシーだろが、やられたキャラクターが生き返って出てこようが、何でもありです。はまってしまいます。

 私には、うかつにもペリー・ローダンの第1巻を手にとってしまった友人が何人かいます。哀れなるかな、彼らはもう抜け出せません。私はさいわい強い意志の力でもって無間地獄を回避することができました(^^)

 それはさておき、先日、山﨑直子さんの講演を聴く機会がありました。日本人で2人目の女性宇宙飛行士です。しかもママさん宇宙飛行士で、だんなさんの主夫ぶりなんかも話題になりました。JAXA(宇宙航空研究開発機構)の職員だったのですが、シャトルで飛んで行った国際宇宙ステーション往復は、組織内ではなんと普通に「出張扱い」だった、など、いろいろと興味深いお話たくさん聴けました。

 その昔にはそれこそSFに過ぎなかったプロジェクトが、どんどん現実のものになってます。宇宙ステーションなんて、11人いた頃にはSFという前提があったればこそできた話で、まさか実現するなんて思ってなかった。人類、スゴイ。

 JAXAは事業仕分けでいじめられてますが、先のハヤブサの快挙といい、日本に元気のない時期やからこそ、夢にお金使ってもいいんやないかと思います。

 来月には本州では129年ぶりの金環食が起こるそうです。こないだの皆既月食に続いての天体ショー、楽しみです。これからも日々のイヤなことでストレスを溜めたときには、宇宙に想いを馳せて凌ぐとしましょうか。

通り抜けた春

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  これでもかと、桜のお話もう一発。

 円山公園、吉野山ときて、おしまいに昨晩、造幣局で通り抜けてきました。

 なぜか今年は関西の桜の王道を制覇し、日本の春を堪能いたしました。タイミングに恵まれたということでしょう。 

  造幣局桜の通り抜け、今年は珍種含めて129種・354本、メジャーのソメイヨシノやヤマザクラが散ったころに咲きはじめるのがミソです。

 ぱぁっと散ってしまったあと、その儚さに虚しさと淋しさが募った頃に、「まだ桜ある!それも超ハイレベル!見に行こう!」という心理で皆さん集まってくるのでしょう。

 わたしがそうです。 

   

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   ↑ 天満八軒家浜船着き場 通り抜けのスタートちてん。

 

 造幣局は、多くの品種の中から「今年の花」を選んでます。

 前日に職場の友達が 「今年の花は、コデマリよ cherryblossom 」と教えてくれました。行ってみると入り口近くにそのとおり看板が出されてました。ボールみたいな花房が枝の先に開くタイプの桜です。

 昼間、ずっと雨が降ってて「どうかな」と思いましたが、うまい具合に上がりました。しかし、もう陽も落ちたというのにスゴイ数の人です。京阪天満橋駅から延々と行列が続いています。平日の夜でこんななら、週末の昼間はさらに大変な混雑になるでしょう。

 わずか1週間の期間限定というのも混雑に拍車をかけます。「好評につき、今年は20日間に延長します。」というわけにもいかない。花は待ってくれません。

 「ちょーじかん立ち止まらないで、歩いてくださーい」

 係の人がハンドマイクで叫んでいます。花見というよりは、パンダやコアラの檻の前みたい。どっちも行ったことないけど。

 それでも皆さん、何とか位置どりを確保し、苦労して記念撮影に勤しんでおります。

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 「ライトアップ」というには貧弱なボンボリがたくさん立っていて、その光でなんとか鑑賞できるという感じ。

 夜空をバックに浮かび上がる桜も風情がありますが、やっぱり昼間、燦々と陽を浴びる花を観たかったですね。写真もキレイに映るし。

 うぃきぺによると「通り抜け」は明治16年開始というからすでに130年近く、太平洋戦争中の4年間を除いて、えんえんと続けられているそうで、もう、伝統行事の域。

 域内の管理・整備も大変でしょう。しかし、そこは国のお役所のこと、予算はふんだんにあって使い放題。  まあ、これだけ見事な状態で公開を続けていることやし、楽しませてもらったし、許すとしよう。

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 世界一美しい自然と、四季折々の情緒に富んだ気候に恵まれた我が国にあって、その自然の中で遠い昔から育まれてきた日本人の心の、桜は象徴と言えます。まさに国花の風格。

 日本人に希望と元気を導いてくれる特別な存在です。被災地復興にも、多くのプロジェクトで桜が関わっている所以でしょう。

 来年もきっと、今年以上に素晴らしい桜の花を楽しく観られることを願います。

 

千本桜

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P4152021.jpg 日本人は桜大好き。

 ということで桜のお話が続きます。今日、思い立って、吉野山に登ってきました。

 吉野はふるさと下市のおとなりということで、昔から馴染み深いスポットです。親戚や友人も非常に多い。しかし日本中から観光客、花見客、酔客が大挙襲来するお花見シーズンに行ったことは長らくありませんでした。ところが去年、吉野山で中学校時代のプチ同窓会があり、初めて満開の吉野山観桜を経験し、その桁違いのスケールに圧倒されました。

 んで、あの感動をもう一度ってんで、今年もハイキングかねて出かけました。超ハイシーズンの、その中でも最も混雑するであろう日曜日に、あえて立ちむかったのです。エライッ! 

 ←「七曲がり」

 

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 それほど吉野の桜は素晴らしい。

 案の定、近鉄吉野駅の駅前は壮絶な人の波。ちなみに吉野町の中心駅は近鉄大和上市駅です。吉野駅は終着駅ですが周りには何もない、普段は非常に淋しい山間の超ローカル駅です。ターミナルでなかったらおそらく無人駅でしょう。ところが花見シーズン中は壮絶な混雑。改札からロープウェイの乗車口に向かう沿道両側に土産物屋さん、弁当屋さん、酒屋さん。群がる人、人、人。

 「一目千本」→

 ここから山上に向かっては ①ロープウェイに乗るか②バスに乗るか ③「七曲がり」と呼ばれる坂道を歩いて登るかを選ぶことになります。ちなみにこのロープウェイ、現存する日本最古の索道路線だそうです。桜にかける日本人の情熱の為せる所業でしょう。

 

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 バスもロープウェイも4~50mほど乗車待ちの人が並んでいます… 歩いて登りました。この道からすでにして桜が咲き誇っています。

 1年間の大半の稼ぎをこの時期にたたき出す世界遺産吉野山。山上も大混雑ですわ。まず向かったのは、吉水神社の「一目千本」。

 高校時代、クラスの皆と来たのは春先やったかな。花はなかった。

←これでもかと、桜・桜・桜…

 一気に上千本、花矢倉展望台まで登り、来し方の全貌を見渡す。絶景です。来てよかった。

 

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  このあと谷を隔てて対面の如意輪寺を経て、後醍醐天皇塔尾御陵に参詣。源義経とならぶ中世のスーパーヒーロー。そいや、ここに来たのも初めてかな。

  

 

 

 

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  手前に世泰親王(ときやすしんのう)という人のお墓があります。後醍醐天皇のヒマゴだそうです。

 エッシャーのだまし絵を連想してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ロボットの見る夢

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♪ はなーびらがー、ちーいーったあーとの~
城北公園です。
 芝の上に見事に花の絨毯。ここは本来BBQ禁止のはずなんですが、今日もそこここでいくつかのグループがジュージューといい匂いさせてます。花見シーズンは、市の公園管理事務所も大目にみてるのでしょか。普段ゴミかごないのに、超特大ゴミ捨てエリアが設置されるなど、いたれりつくせりでサポートしてます。
 ところで、
「ロボカップ・ジャパンオープン」が、こんどの大型連休わが学園で開催されます。
前世紀末から続く国際的プロジェクトの国内版です。
 サッカー競技はヒューマノイド(人型)やいろんな大きさの機械型、F1レースのように性能が同じプラットフォームロボットを使ったプログラミング勝負など、たくさんのリーグで技術を競います。その他、災害レスキューの実演など、まさに人類のロボット技術の最前線を堪能できます。
 ロボットですから、ラジコンみたいに人が見ながらコントロールするのではなく、すべて自律判断によって行動するのがすごいところ。単にパワーだけなら機械は人を凌駕してます。人の何倍ものキック力を備えたロボットも簡単に作れるでしょう。あとは判断力とレスポンスの問題か。たぶんそれが難しいんでしょね。
 「西暦2050年までに、人間のワールドカップサッカー優勝チームに勝てる、自律移動のヒューマノイドロボットのチームを作る」ことを目標にしているそうです。夢のある話です。アンドロイドが電気羊の夢を見るかどうかは知りませんが、子どもたちにこのイベントで最先端技術に触れてもらって、将来は科学者になる夢をもってもらいたいもんです。そのためには、大阪工業大学に入学するのがオ・ト・クですよ。
 2年前の大会もわが学園で実施されたのですが、かくゆう私もそのときは観戦できませんでした。今年は是非行こうと思っています。
ご興味のある方は是非ご来場ください。 → http://e-motion.heteml.jp/robocup2012/index.html
 

桜の下で

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 桜が咲くとその下で酒を飲みたくなる。日本人のDNAはそのように設計されています。

 職場隣りの城北公園の桜はすでに満開で入学式にはよく似合います。朝からあちこちにブルーシートに座る場所取りの人たちが。ご苦労さまです。

 満開の城北公園→

 金曜日、甲子園球場で今期初降臨のタイガースが、何ともふがいないジャイアンツを相手に当然のように勝利をおさめたのを見届け、美酒の余韻さめやらぬまま昨日土曜日は我が学園の中学高校の入学式に出席し、その後京都に花見に出かけました。

 

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 京阪電車で京都に向かい今日の花見会場、円山公園に行ってみると桜はまだ7分から8分咲きといったところ。それでも大変な人出。みなさん楽しんでますね。甲子園も寒かったけど、この日の京都も寒いsad。コートを着込んでの宴会でした。それでも陽が照ると体感温度が少し上がり、ビールも美味しくなります。

 

 ←満開間近の円山公園

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 メンバーは高校時代の同級生たち。いわゆるプチ同窓会の類です。大学卒業後、それぞれがそれぞれの人生を堪能しつつがむしゃらに進んできました。それが知命の齢に至って少し落ち着きを取り戻し、やや気持ちの余裕も生じて集まりだした構図は、中学校時代、大学時代、それぞれの同級生とおんなじです。

 中学校時代の友人の集まりにもいえるのですが、この連中と一緒にいるとなぜか気が緩む。社会的な責任や日々のシガラミから開放された時間のなせるわざでしょう。みんな同じ様子で、まぁ飲むわ、喋るわ、歌うわ…

 花見のあとは祇園新橋通りのお茶屋に場所を移し、舞妓さんにも登場願いカラオケなど楽しんだ後、家路につきました。久々に楽しいひとときでした。

タブレットPC

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 職場の情報システム部局から、タブレット型PCが支給されました。
 「何に使うの?」って聞いたら「自分で考えてください。んで、いい使い方があったら教えてください」


 システム部署としては新しい事務機器の可能性を探るという業務の一環であり、要はモニターみたいな意味らしい。しかし新し物好きのわたしとしては、何とも嬉しい ~♪


 トレンドのipad2ではなく、FUJITSU製の「ARROWS Tab Wi-Fi」とゆう製品です。
早速、ケースを自前で買って持ち歩いて、いろいろいじくってます。


 この端末、ワンセグのテレビがついている。さらになんと、かなりしっかりした防水機能つき。とゆうことはお風呂でTigersの試合が観られる! って、報告できんな、こんなこと(^^)

 
 ちょっと使ってみたそのほかの感想。
 

 chick 辞書が20コ以上も入ってる。これは多分役に立ちそう。
 chick 重い。電車で立ったまま長時間片手で持って野球中継をみるのはちょっと辛いかも。
 chick 国産パソコンメーカーの製品らしく、プリインストールのアプリがやたら多い。しかもこれが素人には簡単に削除できない。

   「スケジュール管理」や「住所録」なんかはまだ解るとしても、「amazon」「楽天」「NISSEN」「じゃらん」「ツタヤ」

   「HOT PEPPERグルメ」さらにはヘアサロン・ネイルサロンの検索アプリなどなど…


 じゃまです。使うワケがないものが多い。しかもアンインストールできないってどうゆうことよ。多分FUJITSU、それぞれの会社からいくらか貰って載っけてるんやろけど、何ともさもしい話です。もっとユーザー本意で考えなさい。

WELCOME

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PROFILE

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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