師走の恒例としてます「ふるさと納税」の手続きを終えました。
毎年納付書を送ってもらうのですが、これだと銀行の窓口に行かなければなりません。サラリーマンにはこれがなかなかの難行なのです。そこで役場のなじみのご担当者さんに電話して「振込ででけませんか。」とお願いして口座を教えてもらったときの話。 「○○銀行の普通、番号が ××00(デロデロ)××・・・」
奈良県南部から和歌山にかけては、ザ行の発音ができない人が多いのです。ザジズゼゾがダヂヅデドになります。「ゼロ」は「デロ」。何をかくそう私の母もそうです。どうしても直りません。風土病の一種とあきらめてます。今回、ふるさと納税の手続きキッショに、思わぬところで故郷を感じることができました。
ところで
散髪したかったのと買い物もあったので、ぶらぶらと大阪駅周辺散歩に出かけました。
クリスマスの2日間を境に、街の活気の種類が違ってきます。ロマンチックに浮き足だった雰囲気が一変し、いよいよ年越しに向けてラストスパート、生活感丸出しの喧噪が募っていきます。役所は御用納め、企業も仕事納めが済んで、今日から日本国民はみな自宅に帰り一年総決算の慌ただしさに向かっていこうかという日に、のんきに散髪してブラブラ都会を散歩するおやじひとり。
ノースゲートの2階から見上げると、もう北ヤードの高層マンション棟がぐんぐん伸びています。あっという間と言う感じ。なんかスゴイ勢いですよね。こんな光景見ていると日本はホンマに不況なんやろかと思てしまいます。
さて、いつもの理容室で頭を刈られながらつらつら考えるに、大震災で、国家レベルでは戦後最も苦難に満ちた1年となりました。被災地の苦難は今後も続きます。息の長い支援とともに、何よりもしっかりした政治家が必要でしょう。日本にはこれだけ大勢の人がいるのやから、中にはまともな人もいると期待しましょう。
個人的にもいろんなことがありました。仕事では初めての渡欧あり、責任が増すとともに面白さ半分、辛さ半分といったところか。禍福は糾える縄の如しの故事どおり、楽しいこともあれば、思い出したくもないことにも見舞われました。いろいろとできなかったこと多し、難問山積、宿題たっぷりの越年となりました。また、今年もいろんな人との出会いあり、多くの人に助けていただきながら何とかここまで来たという感じです。人の絆の強さとありがたさを思います。
みなさん、大変お世話になりありがとうございました。 来るべき年もどうかよろしくお願いいたします。