2011年8月アーカイブ

OpenCampus

| コメント(0) | トラックバック(0)

P8280813.jpg 大学、特に私立大学は学生募集の手段として「オープンキャンパス」を頻繁に行います。

 受験生と保護者を大学に招き、お得な入試情報の提供は言うにおよばず、模擬授業あり、課外活動団体のデモンストレーションあり、大学関連グッズのお土産もあり、「わが大学」をアピールして関心をもってもらおうと、大学はそれこそ必死のパッチです。

 受験生とご父母の方も、将来を見据えて少しでも条件の良い大学を選ぼうとこちらも真剣です。

 昨日、わが学園が設置する大学のひとつでオーキャンがあったので、陣中見舞いに行ってきました。オーキャン開催の日は最寄り駅からシャトルバス運行、お食事券飲み物券もセット、いわゆるアゴアシ付きですが、生徒さんの中には説明会などには出ずに、貰えるものはもらって、食事も済ませて、さあ次の大学へGO!...とハシゴして回る子たちも多いとか。そうです、今や大都市では、土日はどこかの大学でオーキャンが行われているのです。

P8280815.jpg 大学の学生募集の在り様も変わったものです。思い起こせば30数年前、かつてわれわれが受験生だった頃、私学の入学願書は本屋さんでお金を出して買ったもんです。「オーキャン」なんて言葉は無かった。私立大学はまさに殿様商売。受験生数は今の倍以上、一方大学の数は今の6~7割程度。黙っていても優秀な学生がどんどん入学してくれた時代でした。それが今や業界は大変な大競争時代となり、2025年までに現在わが国に700以上ある大学のうちの100大学は姿を消すと言われています。

 その頃日本の大学がどのような勢力地図を描いているか、わが学園が果たして存続、持続的発展を続けているか。18歳人口の減少は向こう10年間、暫時踊り場状態にありますが、この間にどのようなビジョンを描き、いかに実現していくかが勝負となります。

 大学の大淘汰時代が始まっています。

 湯治に行ってきました。

 毎年9月のはじめ、小学生たちが学校へと帰っていき行楽地の喧噪がなくなった頃を見計らってガラガラの温泉地に行くことが恒例だったのですが、今年はその時期に長期の出張があるため「今年はなし」と思ってました。ところが、2日前に「やっぱり行こう!」急に思い立って急いで予約して出かけたわけです。

 下呂温泉1泊の旅。下呂はもう何回来たかなぁ。大阪からクルマで約4時間。走り慣れた高速ですが、行くたびに新しい自動車道が開通していてルート取りでちょっと戸惑います。先日ナビを入れかえたところなので、今回はその指示どおりに走って正解でした。

 今回のお宿は「懐石宿 水鳳園 悠佳亭」といいます。いつもどおり「じゃらん」で適当に選んだ宿ですが、よかったです。新しくきれいな別館、和洋2室ツインベッド、庭の露天風呂も広くてほぼ満足。ゆっくり休めました。

 年に何回か温泉に出かけますが、うちの相方は「部屋に露天風呂があるところでないとダメ」というわがままなので、選択肢はそれなりに少なくなります。直前の予約、それも土日。空いててラッキーでした。

 「懐石宿」というだけあって、お料理自慢のお宿です。

2011menu_08.jpg 温泉宿ではまず100%和食懐石料理ですが、最近、この和風フルコースがちょっとしんどくなってきました。

 量が多いのです。

 いっせーので一気に食べれば胃に収まらないことはないのですが、んなことすると、お料理とお酒楽しむことができず懐石の意味がありません。順に出される凝ったお料理の説明をひとつひとつ聞きながら、お味を楽しんでこそ料理の醍醐味でしょう。

P8200797.jpg 

 近年どうしても全部食べきれない。これはどこのお店でいただいても同じなんです。コース半ば、揚げ物あたりで箸がピタッと止まってしまいます。昨夕もそうでした。メインの飛騨牛ステーキはもったいなくも半分以上残してしまった。仲居さんに話すと「たいがいのお客様は全て平らげて、ご飯もおかわりされますよぉ(^^) お客様、小食ですね~」と笑われてしまう始末。世はそんなにギャル曽根みたいな健啖家で満ちているのか!!

 きっとワインだのビールだの飲み過ぎるから、お料理の入る場所が少なくなるんでしょね。

 一夜明けて飛騨路は今朝から土砂降りの雨でした。で、部屋の露天に何回も浸かって、10時前に宿を後にし、1時半には家に帰り着きました。温泉旅行というよりも「外食で息抜き」ぐらいののりですね。しかしお肌はスベスベになりました。

 さあ明日からはそろそろ頭と身体を本格的仕事モードにしていかねば!

 

大阪私学展

| コメント(2) | トラックバック(0)

P8140754.jpg

 天満のOMMビルであった「大阪私立学校展」に行って来ました。

 大阪府にある102の私立高校・中学校(通信制・単位制含む)のすべてが参加してPRを繰り広げる一大イベントです。

 少子化が進行し、定員を満たせているところは約半分。各学校とも生徒獲得に必死です。また生徒さんとご父母は少しでも条件のよい学校を探そうと、こちらもまた必死です。

 

P8140750.jpg

 

 

 

  

 ものすごい熱気です。有名校には、多くの人だかりができています。

 それぞれの学校が特色を出したブースは見てると楽しい。こんなにたくさんの私立中高があったのかとあらためて感動ですわ。どの学校も来場者の関心を引こうとあの手この手。ネイティブ(外国人)の先生に「ハロ~」なんて声かけられると、生徒さん思わず「おっ」とかなっちゃいますよね。

 入り口で大きな手提げ紙袋を配ります。興味ある学校のパンフレットを好きなだけお持ち帰りくださいというわけ。 

 

P8140751.jpg 

 

  

 人気の学校は整理券を配って懇談の順番待ち。さらに相談用の別室が用意されます。

 わが学園のブースもおかげさまで大盛況。先生方の説明にも自然と熱が入ります。 パンフレットも中学校・高校ともに、すごい勢いで減っていきます。

 

 

P8140753.jpg

 

 

 

 

 

 制服の展示室があります。約100校もの制服が一堂に揃うと壮観です。

 生徒さんにとっては制服も学校選択のポイントになるのでしょうか。

 府立は制服なくて着用自由の標準服ってとこが多いですが、私学はやっぱり制服でも特色を主張しないとね。

 そういえばわが校もかつて「学ラン」だったのですが、最近の高校は減りましたよね~。今日の展示でも、いわゆる「詰めえり」でもボタンが変わってたり、えりの形が違ったりで、かつてのような真っ黒、金ボタンは無かったなあ。 

京都のサル

| コメント(0) | トラックバック(0)
P8100691.jpg 職場の合宿研修引率で、左京区の「関西セミナーハウス」とゆうところ行ってきました。

 京都、特に周辺山べりは自然が多く、暑いことは暑いのですが、大阪や京都の都心よりじゃっかんマイルドな感じがしました。絶叫するセミの声も大阪は今やクマゼミの独壇場ですが、ここで聞く蝉時雨にはヒグラシの悲しそうな音色が混じってます。

 久しぶりに聞いた。

 

 

 

P8100693.jpg

 

 

 

 

 今回の会場、不思議な施設でした。キリスト教の団体が運営しているそうですが、お茶室や能舞台(!)なんかがあります。

 構内の中庭出入り口に「サルが入るので、扉を閉めてください」なんて貼ってあったので、何の冗談かと思っていたら、昼食のとき一匹の猿が中庭を駆け抜けていくのを見てビックラ。東山の豊かな自然。

 

P8100684.jpg

 

 

 

 

 

 真剣にワークショップ。皆頑張るように。

 お約束の夜の宴会がまた大盛り上がりで、夜中過ぎまで大騒ぎしたもんだから、ほかに利用者いてなかったやろな?なんてちょっと心配になりました。

 

 

 

 

 

P8100717.jpg

 

 

 

 無事に終了して、ヒグラシの鳴く頃に撤収です。

 庭園そばに停めてた愛車をパチリ!

 帰りは川端通りをずぅ~っと南下。真っ盛りの鴨川の床が印象的でした。来週は五山送り火。夏の京都の風情ですね。

 ところが「放射能入りお断り」とかで、被災地からの槇の供出を拒絶したとか。科学的にOK出てるのに。

 日本人の潔癖な国民性の現れといってしまえばそれまでですが、ちょっと、どうよ。多くの犠牲者を出した被災地の人々の思いに答えてこそ「送り火」でしょう。

 被災者の鎮魂の思いを拒絶する、みやこびとの心の狭さ、ちょっと残念です。 

奈良公園

| コメント(2) | トラックバック(0)

P8070598.jpg 昨日は古い友人たちと奈良市内のビアホールで暑気払いだったので、少し早めに行って、久しぶりの奈良公園を散策してみました。しかし、

 暑い。

 夏休みの日曜日にもかかわらず、予想したほど人出がごった返してないのも、この暑さのせいと思われます。

 猿沢池越しに見る五十二段と興福寺五重塔。「ザ・奈良」という感じです。

 今「燈花会(とうかえ)」というのをやってるそうです。京都の花灯路(はなとうろ)の奈良版みたいなもんかな。蝋燭によるライトアップらしい。

 よく見るとあちこちに蝋燭を入れるカップみたいなのがたくさん準備されてます。

 

 

 

 

 

 P8070617.jpg

 

 駅から興福寺、東大寺に至るメイン通りはそこそこの賑わいですが、少し歩いて飛火野までいくとまったく人影がありません。鹿たちも木蔭に集合して休憩中。

 真夏の昼下がり、一日で一番暑い時間帯に炎天下出歩くのは、人であれ、鹿であれ、変わったやつということでしょう。

 

 P8070624.jpg

 

 

  

 

 てくてく鷺池まで歩いて、浮見堂です。琵琶湖・堅田のは「浮御堂」ですな。

 鹿さんとおさまると絵になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  P8070649.jpg

 

 

 さて、大盛り上がりのビアホール宴会終了後、皆と別れて駅に着いたけど、例によってJRは本数が少ない。近鉄で帰ろうと三条通りを酔い醒まし兼ねてふらふら...。

 遅れついでに、せっかくやから「燈花会」少し見て帰ろっと思い立ち、昼間の猿沢池まで行ってみました。五重塔ライトアップと、池の水面に映る無数の灯火、キレイです。でもやっぱり酔ってて写真ちょっとブレてますね。

 浅茅ヶ原でもやってると聞いてたので、よし、行ってみよう!てんで、道ばたに立っているスタッフらしき人に聞いたら、9時45分で消してしまうとか。

 ちょっと早くない? 今から歩いてたんではもう間に合わん。

  P8070660.jpg

 

 

 で、登大路引き返して県庁前で点いてたのを撮りました。

 

 

 

 

 

まつり二題

| コメント(0) | トラックバック(0)

P8010587.JPG 各方面、夏祭り絶好調です。

 昨日は、これは祭りというか、世界最高峰の花火大会、「PL花火芸術」でしたね。

 富田林市の人口が瞬間、数倍に膨れあがる壮絶な人波にはとても近寄る勇気がない近年ですが、実は我が家のベランダからかすかに見えるんです。といっても遥か遠く、とても鑑賞に堪えるものではありませんが。

 幼い頃一度だけ、母につれられてまぢかで見た記憶があります。「本物に触れることが大事」とはよくいいますが、最初に最高レベルを体験すると、あとあとショボく感じてしまうのも困ったもんです。ものごとは順番も計算にいれないと。

 写真は空襲でもガス爆発でもありません。今年の我が家のPL花火です。曇っているとこんなもんです。あと、風向き。煙の具合で見え方が違うのですが、今年はもひとつでした。

 

写真9.JPG 

 今日は職場近くの千林商店街のお祭りでした。来賓で呼んでもらったもんやから行ってきました。

  さすがダイエー発祥の地、なにわパワー炸裂の夜でした。天神さんや祇園祭といった超スペシャル級の祭から、地域に根ざしたものまで、祭は人の心をつないでいきます。

 

WELCOME

CALENDAR

PROFILE

IMG_0227_2.jpgのサムネール画像のサムネール画像

katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

月別 アーカイブ