2011年6月アーカイブ

　「遠きにありて...」といっても、わりと近い。奈良県南部の山間なのですが、近年高速道路も延びてクルマで2時間もかからない。おかげさまで両親も健在、親戚も多かったりで２、３カ月に１回くらい帰ったりしてます。

　生まれてから２０年近く過ごしたわけですが、もう故郷離れてからの方がはるかに長くなりました。今住んでる街は、やたら高い住民税を取られていますが、それに見合うサービスを享受している感覚は、とてもありません。

　子供の頃住んでた家はとっくに無くなりましたが、故郷の町は自分を人間として育んでくれた空間ということで、やはり限りない愛着があります。　「ふるさと納税」ずっと続けてます。せめてもの感謝の印。

　ご多分に漏れず、過疎が進んでいます。「発展」とは言わないまでも、何とか現状を維持してもらわないと、このままのペースで人口減少が進めば、近い将来限界集落となってしまいそうです。

　自分が通っていた頃、もう半世紀近く昔ですが、町内に７つあった小学校が統合、統合でとうとうひとつだけになってしまいました。私の母校も閉校しました。

　もう子供たちの姿はありませんが、校舎は今も残っています。何年か前、同窓会があった日に、集まった同級生たちと行ってみました。

　 校舎外観はほぼ当時のままです。ここで６年間、いろんなことがありました。卒業時点で人生の半分を過ごしたわけです。今の感覚ならば２０年以上の長さに相当するでしょうか。

　今はもう草むした校庭の片隅、校門のすぐそばに、当時、１本のメタセコイヤの樹が立っていました。６年間、私たちの学校生活をずっと見守ってくれてた懐かしい記念樹です。この樹はおそらく、私が生まれるずっと前から、この小学校で数え切れないほど多くの子供たちを迎え入れ、送り出してきたことでしょう。

　残念なことに、見事に切り倒されていました。管理する人がいなくなると大木は手に余るものだとは聞きますが･･･閉校になっても、この樹だけは残しておいてほしかった・・・

　今はこの切り株も朽ちて無くなってしまってるかも知れません。

　梅雨が続いています。

　大阪市内であった某セミナーに参加しました。大阪城のすぐそばの「お城がよく見えます」を売りにしたコンベンション施設の会議室です。ホテルの「城見の間」とか「キャッスルホール」とかのたぐいはよくありますが、言うだけあって素敵な眺めです。

　左方向に目をやるとOBP周辺にどんどん増えてきた高層ビル群も雨に煙ってます。私が社会に出た頃、職場の窓からはるかに眺める市内は、大阪城の隣に松下のツインタワーがニョキッと突き出てるきりでした。

　都会の風景は日に日に変わっていきます。

　大阪が誇る太閤さんのモニュメントも日頃じっくり見る機会がありません。何年か前に仕事で天守閣に入ることがあったのですが、お堀や公園の樹木越しに遠くから眺めていると大きく見えるお城が、すぐそばで見上げるととても小さく思えたことを思い出します。あれは錯覚の一種かなぁ、なんて考えているうちセミナー開始の時間となりました。

　来週も出張するんで、いつものようにEXPRESSで新幹線予約しようとしたところ、新大阪発の乗りたい「さくら」が、予約画面に出てこない。

　おっかしぃなぁ、時刻表には間違いなく載ってんのに・・・

　しばらく考えて、わけが分かりました。なんと、EXPRESS予約は九州新幹線は対応していないのです。

　乗りたい列車が「さくら」「みずほ」だと「5489」で切符の予約はできても、チケットレスでは乗車できません。何という不細工なシステム。せっかくの利便性がこれでまったく台無しですわ。

　バカ高い資金で整備したであろうと思われるのに、すっかり中途半端で使えないサービスに成り下がってしまいました。

　JR対応遅すぎ。

　職場のすぐ近所の大きな公園に菖蒲園があり、今見頃です。

　すぐ近所だと案外行かないもので、勤めだして２７年目ですが、なんと初めての訪問です。入場料２００円とるだけのことはあって、よく手入れされてます。

　子供の頃住んでたおうちのすぐ裏が山で、湧き水が流れてきてたんで、父が黄菖蒲を植えてました。当時は何とも思わなかったけど、今考えるとなかなか洒落た趣味です。

　仕事でわりと出張が多くて、新幹線を頻繁に利用します。 で、JR西日本のエクスプレス予約とゆうのを利用してます。

　予約簡単、ケータイからちょこちょこっと予約できて、しかも乗車直前まで何回でも変更可能、さらに特急料金もかなり割引があり、ほんとに助かってます。ところが。

　ケータイをiphoneに代えたことで、やっかいなことになってます。そう。EX予約はスマートフォンに対応していないのです。

　ケータイからの操作はケータイ用の画面が用意されてるのですが、iphoneだとパソコン画面なのです。なんとあの手の平サイズのタッチパネルにパソコンの画面がそのまま表示されます。 小さすぎます。入力し辛いったらない。

　しかも、全画面すべて表示されることはマレで、いつもパソコン画面の一部分だけの表示で止まってしまう。結局、入力失敗、やりなおして失敗。また失敗、やっているうちに、乗りたかった列車は出て行ってしまうのです。

　 JR西日本のサイトを確認すると、

7月にスマートフォン対応の画面をリリースします、それまでは「Opera」というブラウザにすると少しはましですよ・・・

なんて書いてあったので、試してみることにします。

　JR、対応遅すぎ。

　かのナディア・コマネチ選手は1歳年上、同学年です。学校は違いますが（^^）

　中学校時代体操部だったこともあり、衝撃のモントリオールオリンピック以来、すっかりファンになってしまいました。当時買い漁った写真集やグラフ誌がまだ残ってます。ファンレター送ったこともあります。

　当時は世界的アイドルとして君臨しており、部活の顧問の先生からは、「同じ中学生で、同じ競技やってて、かくも違うもんか」と笑われたことを覚えてます。

　旧共産圏の人だったことから、歴史の波に翻弄された結果、波瀾万丈の人生を経て現在に至ったと聞いています。今でもオリンピック関連、あるいはビートたけし関係で、たまにメディアで話題になりますよね。

　写真は近年になってオークションで落手したフィギュアです。たまたま見つけて「こんなものまであるとわ！」と応札したら、なんと無競争￥1,000で落札してしまいました。　ラッキー♪